ITmedia NEWS >
特集
» 2006年02月20日 09時33分 公開

新作DVD情報:即席ガールズバンドがブルーハーツをコピー! ――「リンダ リンダ リンダ」

文化祭まであと3日、韓国の個性派女優ペ・ドゥナ、香椎由宇らが女子高生バンドを結成し、シャウト! シャウト! ザ・ブルーハーツの名曲が全編を貫く、笑って泣ける青春映画の佳作。

[本山由樹子,ITmedia]

リンダ リンダ リンダ

photo
(C)「リンダ リンダ リンダ」パートナーズ

 解散後も色褪せないカリスマ・ロックバンド、ザ・ブルーハーツのコピーに挑む女子高生4人組バンドのオフビートな青春ドラマ。

 とある地方都市にある芝崎高校。高校生活最後の文化祭のステージに向けて、オリジナル曲の練習を重ねてきたガールズバンド。ところが本番まであと3日という時になって、メンバー2人が怪我と喧嘩で脱けてしまった。残されたドラムの響子(前田亜季)、キーボードからギターに転向した恵(香椎由宇)、ベースの望(関根史織)の3人は途方に暮れていたが、たまたまかけた1本のテープから聞き覚えのある曲が! 「♪ドブネズミみたいに美しくなりたい〜」 次の瞬間、3人は「リンダリンダ〜」と飛び跳ねていた。これだ!と直感した3人はザ・ブルーハーツのコピーをやることに。早速、ボーカル探しを開始。そして声をかけたのは、なんと韓国からの留学生ソン(ぺ・ドゥナ)だった。わけも分からず「ハイ」と返答するソン。こうして4人の寄り道だらけの猛練習が始まった。

 監督は「ばかのハコ船」「リアリズムの宿」の期待の新鋭、山下敦弘。バンド・メンバーを演じる4人は「ほえる犬は噛まない」「TUBE」のペ・ドゥナ、「ローレライ」「大停電の夜に」の香椎由宇、「バトル・ロワイアル」の前田亜季、そして唯一本物のミュージシャンの関根史織。彼女たちが文化祭でブルーハーツを唄って初期衝動を爆発させるシーンは感動ものだ。そして、もうひとつの主役が音楽。バンドのプロデュースをムーンライダーズの白井良明が手がけたほか、躍動感あふれる劇中スコアを、90年代を代表するアメリカのバンド、スマッシング・パンプキンズのギタリスト、ジェームス・イハが書き下ろしている。

 特典はメイキング映像や、実際に演奏ができるまでに成長したぺ・ドゥナ、前田亜季、香椎由宇らによるライブ映像など。初回特典には、豪華なブックレットやピック型ストラップがつくので早めにゲットしたい。

 学園+ガールズバンドといえば、「スウィングガールズ」のような熱い展開を想像していたら、最後まで淡々と進む青春映画なのでビックリ。でも、そこにはダラーっとしながらも楽しい練習風景や、ちょっとした友情のもつれなど、リアルな学園生活が描かれていて共感度大。自分の高校時代にタイムトリップして懐かしむか、こんな高校生活を送りたかったと地団駄を踏むか、いずれにせよ青春映画の佳作です。

関連サイト:http://www.linda3.com/(公式サイト)

この作品を購入したい→amazon.co.jp


リンダ リンダ リンダ
発売日 2006年2月22日
価格 5040円
発売元 バップ
販売元 バップ
スタッフ 監督:山下敦弘/脚本:向井康介、宮下和雅子、山下敦弘
出演 ぺ・ドゥナ、前田亜季、香椎由宇、関根史織、三村恭代、湯川潮音、山崎優子、甲本雅裕
上映時間 126分(本編)
製作年度 2005年
画面サイズ ビスタサイズ・スクイーズ
ディスク仕様 片面2層
音声 (1)ドルビーデジタル/2.0ch/日本語
特典 豪華32Pブックレット/ピック型ストラップ/メイキング映像「リンダ リンダ リンダ スペシャル」/劇場公開時出演者、監督舞台挨拶/1日限りの“パーランマウム”(劇中バンド)ライブ映像/ひいらぎ祭パーランマウムライブ映像(メンバー1人1人をフィーチャー)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.