リコーは3月3日、コンパクトデジタルカメラの新製品「Caplio R4」を発表した。3月17日から発売する。価格はオープンで、市場想定価格は4万5000円前後。
昨年9月に発表したCaplio R3の後継機。CCDを1/2.5インチ有効604万画素にして高画素化を図った(R3は有効513万画素)。
レンズ収納時にレンズ群の一部を鏡胴外に逃がすことでコンパクト化を図る「ダブルリトラクティングレンズシステム」により実現した光学7.1倍(35ミリ換算28ミリ〜200ミリ)のズームレンズや、シャッタースピード2〜3段分の効果を発揮するCCDシフト式手ブレ補正機能など、R3で好評の機能を継承している。ボディサイズもR3と同じ95(幅)×53(高さ)×26(厚さ)ミリ・重さ約135グラム(本体のみ)。
最短1センチまでのマクロモードや、焦点距離を被写体に最も近くかつ大きく撮影できる位置に自動設定する「ズームマクロ」を備えた。斜めから撮影した画像を正面から撮影したように補正する「ななめ補正機能」も搭載。
画像処理システムに「スムースイメージングエンジン」を搭載。背面の液晶のサイズはR3と同じく2.5インチだが、解像度が15.3万画素の高精細タイプに変更された(R3は11.4万画素)。記録メディアはSDメモリーカードで、26Mバイトのメモリを本体に内蔵する。付属の充電池で約330枚(CIPA基準)の撮影が可能。
主な仕様は以下の通り。
製品名 | Caplio R4 |
---|---|
撮像素子 | 1/2.5インチ 有効604万画素CCD |
レンズ | 手ブレ補正付き光学7.1倍(35ミリ換算 28〜200mm)、デジタルズーム 3.6倍 |
撮影距離 | 30センチ〜∞(マクロ時:1〜∞センチ) |
記録画素数 | 静止画:2816×2112/2784×1856/2048×1536/1280×960/640×480、動画:320×240/160×120 |
記録形式 | 静止画:JPEG(DCF準拠DPOF対応、Exif 2.21)、動画:AVI(Open DML Motion JPEG フォーマット準拠) |
感度設定 | オート、ISO 64/100/200/400/800 |
液晶ディスプレイ | 2.5インチ透過型アモルファスシリコンTFT液晶(約15.3万画素) |
記録メディア | SDメモリーカード/MMC |
サイズ | 95(幅)×53(高さ)×26(奥行き)ミリ |
重さ | 約135グラム(本体のみ) |
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