ITmedia NEWS >

松下電工、“壁掛けテレビ”用パネルシステムを発売

» 2006年03月06日 19時29分 公開
[ITmedia]

 松下電工は3月6日、天井と床に固定する薄型テレビ壁掛けパーツ「シアターパネルシステム」を発表した。5月1日から販売開始される。価格は37型〜50型用のベースユニット幅1850ミリタイプが20万7900円、65型用のベースユニット幅2400ミリタイプが27万7200円。オプションのAVラックが14万1750円となっている。工務店やリフォーム業者を通じての販売となり、工事費は別途必要。

photo 「シアターパネルシステム」の施工例

 新製品は、同社の壁面収納「キュビオス」と、松下電器産業の大画面テレビ「ビエラ」とのコラボレーションの一環として発売される薄型テレビ壁掛けパーツ。配線をパネル内部に収納できるため、すっきりとしたホームシアター環境にすることができ、8色のカラーバリエーションにより内装や家具に合わせたコーディネートが行える。

 天井と床を使用するため、壁の補強や壁面加工の工事なしに壁掛けテレビを実現できる点もメリットだ。パネルを天井下地と床材にネジで固定する独自のパネル工法により、マンションなどへの設置も可能(天井や床が直接鉄筋コンクリートになっている場合を除く)。阪神大震災レベルの耐震実験(軽量鉄骨天井・防音直張りフロアーの場合)をクリアしている。また、壁の内側に柱組みを施す「ふかし壁構造」時の壁掛けよりも音漏れが少ないという。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.