カメラ関連の展示会「フォトイメージングエキスポ 2006」(PIE2006)が始まった。この展示会には、前身のカメラショーから何十年も通い続けているコアなマニア層も少なくない。そんな彼らが楽しみにしている「老舗のカメラメーカー4社&フィルムメーカー2社」を一気に紹介しよう(カメラ界では新興勢力、松下電器産業/カシオ計算機/三洋電機/エプソン販売のブースリポートは別記事を参照)。
デジカメシェア1位をひた走る絶好調のキヤノン。ブースも展示会場でイチバン大きく、当然そこは活気にあふれている。
ブース入り口で来場者が思わず足を止めて見入っていたのが、水着のお姉さん……ではなくて参考出展の大判プリンタ。なんと「A0サイズの3倍はある」(担当者談)という60インチの超大判サイズだ。1枚を印刷するのに高画質モードで30分、高速モードなら20分程度かかるという。販売予定は今のところないとのこと。
デジ一眼では、先日発売されたばかりのハイアマチュア向け「EOS 30D」への注目が高かった。400〜600ミリの望遠系白玉(Lレンズ)で隣の松下ブースのお姉さんがアップで撮影できる超望遠コーナーは穴場かもしれない。
年初に銀塩カメラ事業の大幅縮小をアナウンスしたニコンは、ブーススペースもキヤノンの半分となり、展示にも勢いが感じられないのがやや残念なところ。それでも、2月に発表した新製品群で、無線LAN薄型機「COOLPIX S6」や手ブレ補正搭載8メガ機「COOLPIX P3/P4」などユニークな機能のコンパクト機には多くのユーザーが関心を示していた。
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