フォトイメージングの総合展示会「フォトイメージングエキスポ 2006」(PIE2006)が3月23日、東京ビッグサイトにて開幕した。3月26日までの4日間、カメラ本体から三脚、カメラバックに至る周辺機材まで、各社の最新製品が展示される。
ここでは松下電器産業、カシオ計算機、三洋電機、エプソン販売ブースの注目製品を紹介する。
松下電器産業ブースでは、同日に日本のプレス向けにお披露目された同社初のデジタル一眼レフカメラ「DMC-L1」が注目を集めている。同社とオリンパスの協業に基づく製品で、フォーサーズシステムに対応するほか、E-330と同じく「ライブビュー」も備える。
詳細は明らかにされておらず、説明員氏からも「メディアはSDカード」「年内には正式発表する」という程度の情報しか得ることができなかった。
ブースの展示は、先日発表されたLUMIXの新製品がメイン。28ミリからという広角レンズを備えた「DMC-FX01」と、コンパクトボディに光学10倍レンズを搭載した“旅カメラ”「DMC-TZ1」は撮影可能な実機も多く用意されており、来場者の関心を集めていた。
両製品については、各パーツごとに分解した展示も用意されている。屈曲ズームと沈胴ズームを組み合わせることで、薄型ボディと高倍率ズームレンズを両立したDMC-TZ1の内部構造はなかなか興味深い。
カシオ計算機は先日発表した「EXILIM ZOOM」シリーズのハイエンド製品「EX-Z850」を中心に、「EX-S600」「EX-Z60」「EX-Z600」などを展示している。
EX-Z850は同社初となる8メガCCD(有効画素数810万画素)を搭載。背面液晶の輝度も1200カンデラ/平方メートルまでアップさせたほか、マニュアル撮影機能の強化も図られている。
「EX-Z60」はエントリーモデルながらも、手ブレ/被写体ブレを軽減する“アンチシェイクDSP”や2.5インチの大型背面液晶、6メガCCDを備えたモデル。メニュー項目を意図的に減らすほか、撮影時にガイド表示を行う「easyモード」を備えることで、初心者でも戸惑いなく撮影を楽しめるようになっている。
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