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ソニー、色再現力をアップした液晶テレビ「ブラビア」新シリーズを発表

» 2006年04月11日 14時32分 公開
[ITmedia]

 ソニーは4月11日、液晶テレビ「ブラビア」の新製品として2シリーズ計6モデルを発表した。ライブクリエーションを備えた上位モデル「V2000」シリーズと標準モデル「S2000」シリーズに、それぞれ32V型、40V型、46V型をラインアップ。いずれも5月1日に発売する予定だ。価格はオープンプライス。概要と店頭予想価格は以下の通り。

photo V2000シリーズ(左)とS2000シリーズ。操作ボタンのレイアウトから見直した「シンプルリモコン」が付属する
型番 KDL-32V2000 KDL40V2000 KDL46V2000
画面サイズ 32V型 40V型 46V型
パネル解像度 WXGA(1366×768ピクセル)
チューナー 地上デジタル、BSデジタル、CS110度、アナログ地上波
入出力端子 HDMI入力×1、D4入力×2、ビデオ入力×3(コンポジット、うち2系統にS端子)、D-Sub15ピン、デジタル放送/ビデオ出力×1(S2出力)、光デジタル音声出力、イーサネットなど
外形寸法(ミリ) 792×546×99 988×664×103 1120×755×116
重量 15キロ 21キロ 28キロ
市場想定価格 28万円前後 38万円前後 49万円前後
発売日 5月1日
外形寸法、重量はスタンドを除いた数値
型番 KDL-32S2000 KDL40S2000 KDL46S2000
画面サイズ 32V型 40V型 46V型
パネル解像度 WXGA(1366×768ピクセル)
チューナー 地上デジタル、BSデジタル、CS110度、アナログ地上波
入出力端子 HDMI入力×1、D4入力×2、ビデオ入力×3(コンポジット、うち2系統にS端子)、D-Sub15ピン、デジタル放送/ビデオ出力×1(S2出力)、光デジタル音声出力、イーサネットなど
外形寸法(ミリ) 792×546×99 988×664×103 1120×755×116
重量 15キロ 21キロ 28キロ
市場想定価格 25万円前後 35万円前後 46万円前後
発売日 5月1日
外形寸法、重量はスタンドを除いた数値

 V2000シリーズは、従来モデル「V1000」シリーズのクール&モダンコンセプトを引き継ぎ、黒を基調としたデザインを採用した。画面周囲の枠はスリム化し、ダークメタリックのアクセントパーツを配置している。一方のS2000シリーズは、デザインは同一ながら、筐体色にグレーを採用した。

 両シリーズとも画像処理エンジン「ブラビアエンジン」とS-LCDの「ソニーパネル」を搭載。ソニーパネルは、全モデルにわたってWXGA(1366×768ピクセル)解像度で、視野角は上下左右178度、コントラスト比が1300:1、パネル応答速度8ミリ秒というスペックだ。ただしV2000シリーズでは、ライブクリエーション搭載に伴い、画面輝度を50カンデラ抑えた450カンデラとしている。カラープロセッサやMPEGノイズリダクションを搭載する「ブラビアエンジン」は共通だ。

 V2000シリーズに搭載されたライブクリエーションは、テレビで再現するのが難しい“木々の緑”や“深みのある赤”の再現性向上を目指して開発された広色域バックライトシステムだ。従来のCCFL方式(冷陰極蛍光管)液晶テレビと比べ、色の再現力を約120%に拡大するという。

photo ライブクリエーションと従来のCCFL方式の色域比較図

 このほか共通の仕様として、低音や“セリフ”(声)の明瞭感を再現できるという「TruSurround XT」や環境に配慮した各種省電力機能を搭載した。「省電力設定」「パワーマネジメント」「オートシャットオフ」などを従来モデルから継承するとともに、新たに「消費電力レベルバー」を追加してユーザーが消費電力量の目安を把握できるようにしている。

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