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ソニー、携帯充電もできる1台3役の手回し充電ラジオ

» 2006年05月10日 15時00分 公開
[ITmedia]

 ソニーは5月9日、手回しハンドルで充電可能な防災(非常用)ラジオ「ICF-B01」を6月10日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は6000円前後。

photo ICF-B01

 新製品は手回しハンドルを回転させることで発電を行い、乾電池がなくても利用できるラジオ。受信バンドはAM/FM(FMはTV 1〜3ch)。アルカリ乾電池も利用できるが、ハンドルを1分間回転させることでAMラジオが1時間受信でき、その電力で携帯電話の充電も行える。携帯電話については、同じく1分間のハンドル回転で待ち受け90分/通話3分に相当する充電が可能だ。

photo 本体カラーはオレンジ、ホワイト、シルバーの3色

 手回し充電機能を備えた同種製品は既に各社から販売されているが、本製品はハンドル充電の効率を高めたほか、ラジオ部分の音質/品質にもこだわったという。「AVメーカーであるソニーの製品として、きちんとした“ラジオとしての物づくり”を心がけた」(同社)

 側面には懐中電灯がわりになるLEDスポットライト、上部には常夜灯として使えるLEDソフトライトも備える。こちらもアルカリ乾電池/手回し充電いずれの電力でも利用可能だ。1分間のハンドル回転で利用できる時間は約15分(スポットライト/ソフトライトの同時利用は不可)。

photo

 JIS防滴II型の防滴設計となっており、本体サイズは130(幅)×77(高さ)×52(奥行き)ミリ、約285グラム(本体のみ)。パッケージにはハンドストラップやキャリングポーチ、携帯電話接続用プラグアダプター/接続用コードのほか、緊急時に利用できるホイッスルも付属する。

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