マニュアル撮影もできるお買い得6倍ズーム機――「PowerShot A700」：レビュー（4/4 ページ）

[永山昌克，ITmedia]

作例

ISO80の最低感度を選んだので1/25秒の低速シャッターになったが、ワイド側であれば特に問題なく、ぶらさずに撮れる

今では特に高画素とはいえない600万画素CCDだが、スナップショットとしては細部の描写に不満はない。感度はISO80を使用

標準の発色は彩度がやや高めの傾向がある。ここでは-1の露出補正を加え、石像をより色濃く表現した

画面の四隅までくっきりと描写できた。左上の木の部分などにパープルフリンジがほとんど生じていないのは立派だ

上と同じシーンを「IXY DIGITAL 800 IS」で撮影。パープルフリンジは目立たないが、画面の左上あたりは逆光の影響でコントラストが低下している

マクロモードを使用し、ISO400で撮影。そのため暗部にはざらつきが見られるが、ISO400の画質としては良好な部類だ

左上から順に、ISO80/100/200/400/800で撮影。ホワイトバランスはマニュアルで設定し、＋1/3の露出補正を適用している