ベンキュージャパンは6月23日、DLPプロジェクター「BenQ MP720p」を6月下旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、同社直販サイトでの価格は9万9800円。
新製品は解像度がXGA(1024x768)のDMDチップを採用する単板DLPプロジェクター。「BenQ MP620」の後継となる。同価格帯の製品中では最高クラスとなる2500ルーメンの高輝度を実現しており(BenQ MP620は2200ルーメン)、明かりをつけた室内でもメリハリのある画像を映し出す。投射可能サイズは31型から300型で、投影距離は2メートルで55型となっている。
同社独自のカラーマッチング「5色カラーホイール」を搭載。通常のRGB+白に黄色セグメントを追加することで、従来のDLPプロジェクターでは再現しにくかったパステルカラーも再現する。ガンマ曲線調整機能、アドバンスト・カラーホイール・コーティング(A.C.C.T)などのカラーマッチング技術なども実装している。
約4000時間の利用が可能な長寿命ランプを搭載するほか、2つのファンを低速回転することで27デシベルという静音性を実現(いずれもエコノミーモード時)。「ブライテスト」「プレゼンテーション」「sRGB」「ゲーム」「ビデオ」「ムービー」「シネマ」「ビデオ」「エコノミー」と9つのプリセットモードを備えており、日常での利用に適した使用となっている。
用意される入力インタフェースはDVI-I×1、Sビデオ×1、コンポジットビデオ端子×1、オーディオミニジャック×1、D-Sub15ピン×1、USB×1。出力2ワットのスピーカーを1基備える。サイズは291(幅)×94(高さ)×234(奥行き)ミリ、2.7キロ。
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