解説の後は、実際にロボットアームのデモンストレーションを行ってもらった。見慣れた感のあるアーム型ロボットだが、かなり独創的なシチュエーションを想定しての、意外性のあるデモンストレーションとなった。
まず最初に書道。毛筆と墨汁で「PC USER おバカチャンネル」の「バカ」の字を書いてもらう。サーボモーターの動きは1度づつ制御できるとのことだが、フレームの長さによって振幅は大きくなり、筆が紙をなぞる際の摩擦などにより、連続した振動が生まれる。そのため、アームの動きはかなり小刻みに動いたものとなるが、かえって味わい深い仕上がりになった。
続いては「自走」。キャスター付きの台に乗せ、腕の動きだけで前進する。この動きのモチーフとなったのは、打ち捨てられたロボットが腕一本で這いずり回り、人間に復讐するという某ホラー漫画の1シーンとのこと。そのため、最後は襲いかかるように、腕を急に伸ばして「何か」を狙う。
危険物の除去を想定したデモ。つかみづらい危険物を保持し安全地帯へ退避。さらに2次災害も防止するという一連の動きだ。(写真のう○こは模型です)


危険物発見! これは早急に除去しなくては。ピンポイントで安全地帯(ワンフェスで買ったというフィギィアヘッド。通称「課長」の頭頂部)へ移動。しかしそこは2次災害のおそれがある場所だった。危険物をはらいのけ、課長の安全を確保Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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