財団法人日本産業デザイン振興会は、グッドデザイン賞の審査会場を公開して開催する日本最大のデザイン・ショー「GOOD DESIGN PRESENTATION 2006」を東京ビッグサイトで開催中だ。Gマーク創設50周年となる今年は、記念展示やイベントも多く、懐かしいグッドデザインに出会う貴重な機会となっている。
過去50年間にグッドデザイン賞を受賞した製品は3万1000点以上。その中から、新しい生活シーンを切り開いたエポックメーキングなデザイン100点をチョイスしたのが、企画展示の「Gマーク50年、時代を創った100のデザイン」だ。1958年に選定された東芝の電気釜「RC-10K」をはじめ、1977年のソニー製ポータブルカラーテレビ「CITATION」、1980年の松下電器製レコードプレーヤー「SL-10」など時代性を反映したグッドデザインが一堂に会した。
また、モーターマガジン社が主催する「Japan's Greatest Cars 2006」にも注目だ。こちらは、自動車メーカー各社の協力により、1950〜1970年代の名車たちを集めたイベント。マツダ「コスモスポーツ」、トヨタ「2000GT」、プリンス「SKYLINE 2000 GT-B」、ホンダ「S500」、いすゞ「117COUPE」などなど、貴重な実車を数多く揃えた。エンスーならずとも必見のイベントだ。
GDP 2006の会期は8月26日(土曜日)まで。会場は東京ビッグサイトの東展示棟4/5/6ホールだ。入場料は1000円。
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