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» 2006年10月04日 13時52分 公開

CEATEC JAPAN 2006:200GバイトのBD-Rメディア、TDKが開発

新型レコーダーが相次いで発表され、録画メディアとしても存在感を示し始めたBlu-ray Disc。TDKは最新技術で200GバイトのBD-Rを実現、展示している。

[渡邊宏,ITmedia]

 パナソニックとソニーが相次いで新たなレコーダーを発表し、ハイビジョン映像の録画メディアとしても存在感を示し始めたBlu-ray Disc。TDKブースでは参考展示ながらも、6層/200Gバイトの容量を実現したBD-Rメディアが紹介されている。

photo 右が6層/200GバイトのBR-Rメディア。左は既存の2層BR-R

 現在市販されているBDメディアは1層あたり25Gバイト、最大で50Gバイト(2層)の容量を持つが、このメディアでは記録時の信号処理を最適化することで1層あたり33.3Gバイトと容量を増加させて(トラックピッチは既存製品と同じだが、1ビットあたりの記録幅を狭くしている)、その記録層をL0からL5まで6層とすることで約200Gバイトを実現している。

 記録層同士の間隔をある程度設けなければならないために、2層メディアに比べるとやや厚みがあるというが、既存のBDドライブでも利用できる。ただ、2倍速以上の高速書き込みの際にはドライブ側の対応が必要となる見込みだ。

 実際に同社では200Gバイトの記録には成功しているが、「まだ実験室レベル」という段階で製品化などは未定。技術として確立してもBDAへ規格化の提案を行うかは微妙だという。

 また、BDAのブースにはカムコーダー用の8センチメディアも展示されている。BDの規格上、8センチメディアはまだ規格策定が完了していないため参考展示となっているが、技術的には完成しており、規格策定が完了し、対応製品の登場にあわせて製品化される可能性が高い。

photo 参考展示されている8センチメディア

 追記型のBD-R、書き換え型のBD-REの双方が展示されており、いずれも1層。単純計算すると容量は16.5Gバイト(12センチメディア、25Gバイトの2/3)となるが、「2層として製品化することもふくめて容量については未定」(同社)となっている。

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