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BenQ、フルHDプロジェクター「W10000」発表

» 2006年10月24日 15時31分 公開
[ITmedia]

 ベンキュー ジャパンは10月24日、1080P対応のDLPプロジェクター「W10000」を発表した。その型番通り、10000:1という高いコントラストを実現しているのが特徴だ。11月上旬に発売する予定で、価格は62万8000円。

photo シルバーホワイトの本体はシンメトリックなデザイン。付属のリモコンは、すべてのボタンにバックライトを装備する

 1920×1080ピクセルの0.95型「Darkchip3」を搭載。電動オートアイリスとの組み合わせにより、高いコントラストを実現したという。またアイリスはリモコン操作で開閉可能だ。光源は250ワットで、輝度は1100ルーメン。電動レンズシフト(垂直方向)、電動ズーム&フォーカスも備えた。

 従来のRGB6セグメントにくわえ、2カ所にNDGセグメントを追加した8セグメントカラーホイールを採用。グリーン領域のノイズを大幅に低減したという。またカラーホイールを5倍速で回転させ、「DLPプロジェクターで見受けられがたいなカラーブレイキング現象を極限まで低減している」(同社)。

 独自の画質補正技術「Senseye」は、10ビットデジタル処理により、コントラスト、カラー、モーション、クラリティーを自動補正する。静粛性にもこだわり、独自のサイレンサーやインフレットマフラーを搭載。カラーホイールにも独自のアンチバイブレーション素材を使用した。運転音は、ノーマルモード時で25dB、エコノミーモード時なら23dBと「DLPプロジェクターとしては最も静かな部類」だ。

photo 背面端子群。コンポーネント入力はRCA3ピンと5BNCの両方を用意した

 入力端子は、HDMI(ver.1.2)×1、コンポーネント(RCA3ピンおよびBNC)×各1、S端子×1、コンポジット×3。外形寸法は492(幅)×195(高さ)×392(奥行き)ミリ、重量は約9.5キロ。

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