日本ポラロイドは11月16日、国内でデジタル家電事業を本格展開すると発表した。同社は既にポータブルDVDプレーヤーやデジタルカメラを販売しているが、新たに32型および20型の液晶テレビを投入。12月初旬からコジマの店頭で販売する。
液晶テレビは、2製品とも1366×768ピクセルのWXGA液晶パネルを採用した。アナログ地上波と地上デジタルチューナーの両方を搭載する一方、CS110度/BSチューナーなどの付加機能は省略。また、HDMI端子は需要が多いと判断して採用するなど「多くの人が使う機能に絞り、そのぶんコストを抑えたシンプルな地上デジタルテレビだ」(同社の伊藤裕太社長)。価格はオープンプライスで、コジマの店頭では32型が10万円前後、20型が7万円前後になる見込み。
主なスペックは下記の通り。
型番 | FLJ-3235 | FLJ-2035 |
---|---|---|
画面サイズ | 32インチ | 20インチ |
パネル解像度 | 1366×768ピクセル | |
輝度 | 500カンデラ | 550カンデラ |
コントラスト比 | 1000:1 | |
視野角 | 垂直176度/水平176度 | 垂直170度/水平170度 |
応答速度 | 8ミリ秒 | |
チューナー | 地上デジタル/アナログ地上波 | |
入力端子 | HDMI×1、D4×1、S端子×1、コンポジット、D-Sub15ピン(3235のみ)、コンポジット×2 | |
価格(※1) | 10万円前後 | 7万円前後 |
発売日 | 12月初旬 | |
なお、FLJ-3235だけの機能として、PC用のD-Sub15ピンと3.5ミリジャックのオーディオ入力が挙げられる。テレビのPIP(ピクチャー・イン・ピクチャー)/POP(ピクチャーアウトピクチャー)機能を使用すれば、テレビ放送とWebブラウズを同時に楽しむこともできる。
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