セイコーエプソンは12月12日、3LCD方式の大型液晶プロジェクションテレビに向けた高温ポリシリコンTFT液晶パネル(HTPS:High Temperature poly -Silicon)を発表した。すでにサンプル出荷を開始している。
フルHD(1080P)に対応する0.7型(対角1.9センチ)のHTPSパネル。新しい高精細加工技術の採用により、超開口率化を実現。TN型従来パネルと比較して20%以上の開口率アップを図った。また、新しいデザイン技術の採用で開口率向上による同一ランプでの輝度向上、もしくは同一輝度の製品における使用ランプの低ワット化、同一解像度でのHTPSパネルの小型化などが可能となるため、「明るく、環境にも優しいコストパフォーマンスの高いプロジェクション製品の実現が可能になる」という。
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