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ミラ・ジョヴォヴィッチ主演のSFアクション「ウルトラヴァイオレット」が1月1日の元日に登場。
DVDは2枚組のデラックス・コレクターズ・エディションで、本編は劇場公開版より7分長い「エクステンデッド版」を収録。特典はミラによる音声コメンタリーやアクション・シーンの裏側などを追った4種類のメイキング、オリジナル劇場予告編など。初回生産分のみメタリック・アウターケース付き。価格は4179円。ブルーレイディスクも4980円で同時リリース予定。
また「バイオハザードU アポカリプス」をセットにした「ミラ・パック」と、UMDソフトとの「コンボパック」もあり。各4980円。
21世紀末の地球では、新種のウィルスに感染した超人間を「ファージ」と呼んでいた。政府は体力・知力が通常の人間より驚異的に高い彼らの抹殺を画策。ファージの地下組織は、政府が開発した最終兵器を奪うべく、最強の女戦士ヴァイオレットを送り込む。
ところが、その最終兵器の正体は9歳の少年だった。ヴァイオレットは彼を守るために仲間を裏切り、政府に孤立無援の戦いを臨むが…。
2006年は「アンダーワールド2 エボリューション」のケイト・ベッキンセール、「イーオン・フラックス」のシャーリーズ・セロンと、数多くのヒロイン・アクションが公開されたが、やはり大本命は「バイオシリーズ」で“戦う女”のイメージがすっかり定着したミラ・ジョヴォヴィッチだろう。
かつて政府に夫と子供を殺され、非情な殺し屋となるが、無垢な少年と出会ったことで母性を取り戻していくという近未来版「グロリア」のような設定。だが、本作に限っていえば、ストーリーは二の次。ミラのカッコ良さに尽きるのだ。
ダイナミックな回し蹴りに、銃や刀を駆使したアクロバティックかつバレエのようにしなやかなアクション。すらりと伸びた手足で、お腹の開いた変色ライダースーツもセクシーに、敵を次々とぶっ飛ばす姿は痛快だ。彼女になら一発殴られてもいいかも、そんな危険な妄想も膨らむほど。それもそのはず、「リベリオン」で脚光を浴びたカート・ウィマー監督が、最初からミラを想定して脚本を書いたというのだから、彼女のクールな魅力が満載。シビれます!
共演は「記憶の棘」でニコール・キッドマンを翻弄し、「X-MEN ファイナル ディシジョン」では同じような役回りだった名子役のキャメロン・ブライト。白、黒、紫を基調とした劇画風の近未来ビジュアルも見どころのひとつだ。
関連サイト:http://www.sonypictures.jp/homevideo/ultraviolet/index.html(公式サイト)
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