「2007 International CES」の日立ブースでは、42V型フルHDプラズマテレビをみることができる。パナソニックも同サイズのフルHDプラズマテレビを参考出展しているが、日立はより製品に近い形だ。
詳細なスペックは明らかにされていないが、説明員によると「PictureMaster HD IV」ビデオプロセッサを搭載するほか、同社得意の電動スイーベル機能やSDカードスロットによる「Photoビューア」を盛り込むという。詳細は未定ながらも「6月頃の出荷を予定している」。
日立製作所にプラズマパネルを供給している富士通日立プラズマディスプレイ(FHP)は2007年6月に42V型フルHD ALISパネルの量産を開始することを表明しており、今回の展示は計画が順調に推移していることを伺わせた。なお、FHPの新工場「三番館」(宮崎県国富町)では42V型/50V型のボリュームゾーンに生産を特化し、42V型の4面取り、あるいは50V型の3面取りを効率的に行える2020×1210ミリマザーガラスを導入する計画だ。
一方、Blu-ray関係では、思わず目を見張る参考展示があった。ケース越しに撮影したため、あまりクリアに見えないかもしれないが、青紫のBlu-rayレコーダーだ。しかも光り輝くメタリック塗装である。
外観は現行DVDレコーダーと同じカッティング・エッジ・デザイン。カラーリングのモチーフはBlu-rayの青紫レーザーだと思われるが、かなり大胆。同社によると、コンセプチュアルな試作機とのことで、製品化は未定という。ちなみにBlu-ray AssociationブースにはCEATEC JAPANなどで披露したブラックカラーの試作機も展示されていた。
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