パナソニックは1月31日、乾電池駆動に対応するコンパクトデジタルカメラ“LUMIX”「DMC-LZ7」と「DMC-LS75」を発表した。いずれも2月9日発売予定。価格はオープンプライスだが、光学6倍ズームのLZ7が3万3000円前後、光学3倍ズームのLS75が2万5000円前後になる見込みだ。
2機種とも有効720万画素CCDを搭載。「光学式手ブレ補正ジャイロ」と「高感度撮影」に「動き認識」(インテリジェントISO感度)を組み合わせた「トリプルブレ補正」により、撮影状況に応じて画質を優先しながら手ブレや被写体ブレを防ぐ。
LZ7には、35mm判換算で37〜222mmの光学6倍ズームを採用。さらにCCDの使用領域を限定して焦点距離を望遠側にシフトする「EX光学ズーム」を併用すると最大9倍(300万画素以下時)となる。一方のLS75は35〜105mmの光学3倍ズームで、EX光学ズームを利用すると最大4.5倍(同じく300万画素以下時)だ。「イージーズーム」ボタンを使えば、ワンプッシュで光学ズーム望遠端まで素早くズームできる。
このほか、ワイドVGAサイズの動画撮影(30フレーム)、旅行に便利な「ワールドタイム」や「トラベル日付」を搭載した。トラベル日付は、旅行の出発日を設定しておくと、撮影時に旅行の何日目を情報として記録するというもの。記録した日付情報は、再生時にモニター画面に表示したり、付属ソフトウェアを使ってプリントしたりできる。
単三形乾電池使用時の撮影枚数は約250枚(オキシライド乾電池使用時)。なお別売の充電式ニッケル水素電池(HHR-3XPS)を使えば460枚の撮影が行えるという。
そのほかの主な仕様は下表の通り。
製品名 | DMC-LZ7 | DMC-LS75 |
---|---|---|
有効画素数 | 720万画素 | |
撮像素子 | 1/2.5型 総画素数738万画素CCD、原色フィルター | |
レンズ | ライカDC VARIO-LENS 光学6倍ズーム(37〜222mm)、F2.8〜4.5 | ライカDC VARIO-LENS 光学3倍ズーム(35〜105mm)、F2.8〜5.0 |
ISO感度 | オート/100/200/400/800/1250/3200(シーンモードの高感度) | |
記録メディア | 内蔵メモリ(約27Mバイト)、SDHC/SDカード、MMC(静止画のみ) | |
電源 | 単三形乾電池(オキシライド、アルカリ、ニッケル水素対応) | |
電池寿命 | 約250枚(オキシライド乾電池使用時) | |
サイズ | 98.5×62.3×33.1ミリ | 93.7×62×29.8ミリ |
重量 | 約184グラム(バッテリー、メモリカード含む) | 約184グラム(バッテリー、メモリカード含む) |
価格 | オープン(3万3000円前後) | オープン(2万5000円前後) |
発売時期 | 2月9日 | |
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