スピーシーズは2月15日、同社のネットワーク対応ロボット「MI・RAI-RT」用のアプリケーション制作を推し進めるため、ソフトウェア開発環境「MI・RAI-RT Software Developer's Studio」を提供すると発表した。あわせて、開発者の情報交換やサポートの場として「MI・RAI-RT Internet Robot Forum」を設立する。
「MI・RAI-RT」は、無線LANを通じてインターネットに接続し、専用の番組コンテンツなどを再生できるエンターテイメントロボット(関連記事)だ。身長約33センチ、体重1.5キロのボディに22の自由度と3箇所のLED表示部を持つ。
今回発表された開発環境は、3つのコンテンツ作成ツールを含む5つの機能で構成されている。
同社では、「開発者は、これらのシステムを用い、コンテンツ制作からロボット内部の複雑な制御プログラムの開発まで取り組むことが可能になった。従来のロボットエンジニアのみならず、IT系のソフトウェアエンジニアがMI・RAI-RT用アプリケーションの開発を容易に行える」としている。
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ダウンロードで機能拡張――スピーシーズが家庭用ロボット「ITR」を発表Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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