飛鳥は3月2日、4.3インチワイド液晶を搭載したフォトビューア「Tripper V」シリーズ4モデルを発表した。内蔵HDDの容量によって4モデルをラインアップする。同社直販サイト「飛鳥ダイレクトショップ」では既に予約を受け付けており、3月中旬に出荷を開始する予定だ。価格は下表の通り。
製品名 | HDD容量 | 価格 | 出荷開始時期 |
---|---|---|---|
Tripper V40 | 40Gバイト(発売記念限定モデル) | 3万9900円 | 4月上旬 |
Tripper V80 | 80Gバイト(Web専用モデル) | 4万9980円 | 3月12日 |
Tripper V120 | 120Gバイト | 6万9825円 | 3月12日 |
Tripper V160 | 160Gバイト | 7万9800円 | 3月12日 |
WVGA(800×480ピクセル)のNCM(Natural Color Matrix)リアルカラー液晶を搭載。一般の液晶はRGBで色を表現するが、NCNでは色と輝度を分離してRGBにYMCをくわえた6要素と輝度情報からマトリクス演算を行い、色を再現する。このため、より実像に近い色表現が可能になるという。
側面にコンパクトフラッシュ対応スロットとSDHC対応のSDカードスロットを装備。CFスロットはMicroDriveにも対応する。また、USBホストコネクタとパソコンにケーブル接続するためのUSB1.1ポートを装備。同社のインタフェース技術を応用した高速転送も特徴で、たとえば約1Gバイト(約993Mバイト)の複数ファイルをコピーするのに要する時間は約88秒という。
画像表示は最大8倍のズームが可能。デジタルカメラの液晶ではチェックしにくいピンぼけやブレも、拡大した画像で確認できる。再生可能なファイルは、JPEGとRAWデータ。主要なデジタル一眼レフカメラのRAWデータが再生できる。MP3、AACといった音楽ファイル、MPEG-4動画(.mp4)の再生も可能だ。
外形寸法は、153(幅)×78(高さ)×30(厚さ)ミリ。重量は約370グラム。専用のキャリングケースとMPEG-4の変換ソフト(ジャングル「MovieGate2MobileLite for Tripper V」Windows用)が付属する。
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