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» 2007年04月09日 12時26分 公開

働く男の通勤ワンセグ、ソニー「XDV-100」 (1/2)

ソニーのワンセグ端末「XDV-100」は、ワンセグ視聴とAM/FMラジオに用途を絞った潔い端末だ。ターゲットが「40代から50代の男性」(ソニー)という通り、お父さんたちが通勤電車の中でスポーツ中継を見るために作られたような外観と機能を持つ。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 ソニーのワンセグ端末「XDV-100」は、ワンセグ視聴とAM/FMラジオに用途を絞った潔い端末である。ターゲットが「40代から50代の男性」(ソニー)という通り、お父さんたちが通勤電車の中で野球中継を見るために作られたような、極めてシンプルな設計だ。

photophoto 本体カラーはブラックとシルバーの2色があり、試用機はシルバー。専用ケースのほか、充電スタンド、液晶カバー、ACアダプタ、ステレオイヤフォンなどが付属する

 外観は、一言でいって“男前”。最近では珍しい角張ったデザインに、シルバーとマットブラックのツートンカラー。アルミニウムの素材感を全面に押し出しつつ、シンプルなデザインにまとめている。見る者に硬派な印象すら与えるその容姿は“女性向けケータイ”などと好対照であり、つまりは人によって好き嫌いがはっきりするタイプだと思う(実際、編集部内でも好き嫌いは分かれた)。

photophoto 最新ワンセグケータイとの比較。厚さや重さではXDV-100のほうが有利だ

 外形寸法は98.3(幅)×61(高さ)×16(厚さ)ミリと、スーツの胸ポケットにすっぽり入るサイズ。カードスロット等を搭載していないことを考えれば、もう少し薄くできそうな気もするが、逆に堅牢さをアピールしているようで、持ち運ぶ際の安心感はある。超薄型の携帯端末を尻ポケットに入れたまま忘れ、誤って駅のベンチに座ってしまう……なんて心配とは無縁だ。腰をかがめた時点で、端末の角が存在を主張してくれる。

photophoto 液晶カバーは、中央のスタンドを引き起こすと簡易スタンドになる

 画面サイズは2.8型のQVGA解像度。全画面表示(サイドカット)にすると少し眠い画質になるものの、それ以外は画質面で気になるところはない。アイコンの類や字幕のフォントも非常に見やすく、洗練されたユーザーインタフェース。“老眼が気になりはじめる世代にも見やすく作られているのでは?”という印象だ。

photophoto 操作部は本体右側に集中している(左)。字幕表示は見やすい。全画面表示のときは画面の下半分が半透明になってオーバーレイ表示する

 金属的なデザインをよそに、重量は約110グラムと軽い。この重さと操作感なら、電車の中でも右手で保持し続け、ちょっとした操作も行えるだろう。最近のワンセグケータイが200グラム程度あることを考え合わせると、意外と大きなアドバンテージかもしれない。通勤時間が長くなるほど、ちょっとした重さの違いが腕の疲れ具合に影響するものだ。

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