今日から始めるデジカメ撮影術
第72回 旅行と記録と記憶の関係(1/4 ページ)
心構え編
旅行先で一番イタいのは、デジカメを「落としたりぶつけたりして壊しちゃった」とかだけれども、そこまでイタいとその場ではどうしようもないので、対策としては2つ。
ひとつは「必ずストラップをつけ、首からさげたり、撮るときは手首にストラップを巻く」こと。それだけで不用意な落下はかなり防げる。撮るときはストラップ穴に手首を通すクセをつけたい。ついでに、カメラをしまう場所にも気をつけたい。例えば胸ポケットはかがんだときスルっとカメラが落ちやすい。バッグにしろポケットにしろ、出しやすくて不用意に落としづらい場所にすること。
2番目はマメに電源を切ること。これはレンズが出てくる沈胴式の場合。デジカメを落としたりぶつけて壊してしまうケースの原因の多くは「レンズ」。デジカメはちょっとぶつけたくらいでは壊れないが、それがレンズだと話は別。飛び出たレンズをぶつけて曲がってしまった、落としたときたまたまレンズが出ていてそこがぶつかってしまったというケースが多いのだ。出っ張ったトコロは何かとぶつけやすいもの。それを防ぐには、撮ったら電源を切ってレンズを引っ込めるクセをつけるのが一番いい。
一眼レフを持ち歩くときは特にレンズをぶつけないように。肩から提げて歩くときは、レンズを内側にするのもいい。
ほかにありがちなのはバッテリー切れ。ロングバッテリーのモデルなら2泊3日くらい保つけど、旅行先では普段より撮ったり再生してみんなで楽しむ機会が増えるもの。バッテリーは普段より消費されるのだ。予備バッテリーを買うのはチョットもったいないので、充電器をバッグの底にいれていく、というくらいでいいかと思う。ただし、買って1年以上使い込んだデジカメの場合はバッテリーの保ちが落ちてきてる可能性があるので気をつけたい。
いずれにせよ、前の晩から充電してフル充電で持って行くこと。
その次はメディア。これが結構厄介で、1G~2Gバイトクラスのメディアがひとつあればまあ大丈夫かと思うが、コストをかけたくない場合は、画像サイズを普段より1ランク落として枚数を稼ぐのが無難。注意すべきは「動画」。動画はファイルサイズがかなり大きくなるので、撮りすぎないように。
本格的な撮影旅行なら画像を吸い上げられるパソコンか、フォトストレージが欲しいけど、普通の旅行なら予備メディアを持って行くくらいでいい。メディアの残量を気にしてシャッターチャンスを逃すのが一番もったいない。
あとは、テーブル三脚くらい持っていくといい。突然誰かが「みんなで記念写真を撮ろう」と言い出すもしれないし、そうじゃなくても、夜景がきれいだから撮ってみたいなど、三脚が欲しいケースがでてくるもの。かといって大きな三脚は重くて荷物になる。テーブル三脚ならかさばらないし、高さが欲しいときは近場のベンチなりテーブルなりを台にするとよい。
記録と記憶の両方を留めるのが旅行写真
旅で大事なのは「記録」と「記憶」。
「記録」はいうまでもなく、「いつどこで誰と何をしたか」なわけで、デジカメの場合「いつ」は自動的に記録されるから、「どこで」「誰と」「何を」が大事。
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