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» 2007年07月04日 08時45分 公開

10万円以下から探す、初めてのデジタル一眼レフカメラバイヤーズガイド(2/5 ページ)

[小山安博,ITmedia]

ニコン「D40x」

photo ニコン「D40x」

 デジタル一眼レフの二大ブランドといえば、キヤノンともう1つはこのニコンだ。その名に恥じない充実したシステムがニコンの魅力。

 ニコンのエントリー向けのデジタル一眼レフは「D40x」だ。有効画素数1020万画素CCD、約0.18秒の高速起動、420分割の3D-RGBマルチパターン測光II、約495グラムの小型軽量ボディなどの充実した機能を搭載する。撮像素子を振動させてゴミを取り除くようなシステムはないが、ゴミを発生しづらく、ゴミが付着しにくい構造を採用するなどして、ゴミの影響を排除する対策が導入されている。

 キヤノンのKiss Digital Xよりも小型軽量、低価格を実現しながら、スペックではそれを上回る部分も多く、非常に高機能。画質に関してもKiss Digital Xに引けを取る部分はないといっても良く、高感度撮影時の画質もほとんど文句のないレベルに仕上がっている。

 もちろん、レンズシステムの充実もキヤノンに負けていない。ニッコールレンズは種類も豊富で、広角から望遠、魚眼レンズにいたるまで、多彩なレンズを取りそろえており、レンズを交換していろいろな撮影が楽しめる。

 キヤノンと同様、シグマ、タムロン、トキナーといったサードパーティ製のレンズ群も豊富で、キヤノン用・ニコン用のレンズは、他社向けのレンズよりも早く市場に出てくることが多い、というメリットもある。

 ニコンもユーザー数と出回っているレンズ数が多いため、中古市場が充実しているのも見逃せないポイントだ。レンズは中古でも十分使えるものが多いので、中古市場も狙ってみるといいだろう。

 D40xのラインアップは、ボディ単体と「AF-S DX ズームニッコール ED 18-55mm F3.5-5.6G II」とのレンズキット、さらに「AF-S DX VR ズームニッコール ED 55-200mm F4-5.6G(IF)」を加えたダブルズームキットの3種類。

 なんといっても、ダブルズームキットで光学式手ブレ補正付きの望遠ズームレンズを用意したのが大きな特徴で、ボディ内手ブレ補正機能がないニコンのデジタル一眼レフにとっては、このレンズを利用することで手軽に手ブレ補正が実現する。光学式手ブレ補正付きレンズは高額というのが定説だったが、このレンズは単体でも決して高価ではなく、最初の1本目として十分オススメできる。

 ニコンとキヤノンは、ライバル同士ということでどちらも甲乙つけがたい。全体のシステムも同様に充実しており、どちらを選んでも間違いはない。D40xからさらにグレードアップしたい場合は、定評のある中級機「D80」「D200」がラインアップされていて、D40xが物足りなくなっても、レンズはそのままでさらに上のモデルに移行できる。

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