　DVDは2枚組のデラックス・コレクターズ・エディション。本編は劇場公開時より13分長いエクステンデッド版で、製作と視覚効果スーパーバイザーの音声解説2種類を収録。特典ディスクには、「復讐のスピリット」「冒険のスピリット」「完遂のスピリット」で構成された3種類のメイキング・ドキュメンタリー、コミックの歴史を追った「罪と救い：『ゴーストライダー』コミックの原点」、アニマティックス解説などを収録。初回のみメタリック仕様のアウターケース付き。

　Blu-ray Discは1枚組。本編はエクステンデッド版で、特典は3種類のメイキング・ドキュメンタリー、2種類の音声解説、オリジナル劇場予告編集を収録。価格は4980円。

　父がガンだと知った17歳のジョナサン・ブレイズ（ニコラス・ケイジ）は、自分の魂と交換に父の病を治すという悪魔メフィスト（ピーター・フォンダ）と契約する。だが、父は事故死し、失意のジョナサンは恋人ロクサーヌ（エヴァ・メンデス）と別れて旅に出る。

　13年後、父の後を継ぎバイク・スタントのスターとなったジョナサンはロクサーヌと再会。その矢先、メフィストが再び現れ、地獄の支配をもくろむブラックハート（ウエス・ベントレー）を倒せと命じられる。成功すれば魂を返すというのだ。ジョニーはゴーストライダーに変身し、夜の街をヘルバイクで爆走しながら、ブラックハートを追う。

　カルト的人気を誇る原作はオカルト色が強く、マーベル・コミックの中でも異色の存在。ニコラス・ケイジは“GHOST RIDER”というタトゥーを彫ってしまうほどコミック版の熱狂的ファンで、映画化の話が持ち上がった際は自らプロデューサーに売り込んだとか。そして、この役のために減量し、ドクロ顔のヒーローを嬉々として演じている。監督は「デアデビル」のマーク・スティーヴン・ジョンソン。

　悪人の側に行くと勝手に全身が燃え出し、ガイコツ化すゴーストライダー。ただ燃えすぎるので、周囲のものも燃やすわ、恋人に正体は明かせないわで、同情したくなるが、「黄金バット」と「デアデビル」を足して炎をまぶしたようなその姿はB級臭プンプンで、大いに笑える。もちろん、アクションとVFXなどの見せ場は多数あるので、気軽に楽しもう。

関連サイト：http://www.sonypictures.jp/homevideo/ghostrider/index.html（公式サイト）

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ゴーストライダーデラックス・コレクターズ・エディションエクステンデッド版
発売日	2007年8月22日
価格	4179円
発売元	ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
販売元	ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
スタッフ	監督・脚本：マーク・スティーヴン・ジョンソン
出演	ニコラス・ケイジ、エヴァ・メンデス、ピーター・フォンダ
上映時間	123分（本編）
製作年度	2007年
画面サイズ	シネマスコープサイズ・スクイーズ
ディスク仕様	片面2層／2枚組
音声	(1)ドルビーデジタル／5.1chサラウンド／英語 (2)DTS／5.1chサラウンド／英語 (3)ドルビーデジタル／5.1chサラウンド／日本語 (4)(5)音声解説
特典	メイキング・ドキュメンタリー集／罪と救い：『ゴーストライダー』コミックの原点／『ゴーストライダー』アニマティックス／オリジナル劇場予告編集