　iPod用スピーカーとしては「mm」シリーズのヒットも記憶に新しい、ロジクールのフラグシップがこの「AudioStation high-performance stereo system for iPod」（AS-100）だ。非常に重量感のあるボディで携帯性には乏しいものの、2.54センチソフトドームツィーターと10.16センチロングスルー型ウーファーには、中高域と低音域のそれぞれにアンプを独立させるバイアンプ駆動方式を採用。駆動するデジタルアンプの出力は総合出力80ワット（RMS）だ。

「AudioStation high-performance stereo system for iPod」（AS-100）

重量感あふれるユニークボディにJBLドライバーを搭載

　ハーマンインターナショナルが販売するharman/kardon「Go+Play」は、ユニークな半円状のボディにJBLの75ミリ径ウーファー「Atlasネオジウムドライバー」と、25ミリ径トゥイーター「Ridgeネオジウムドライバー」を2ウェイ構成で搭載。本格的なサウンドを楽しめる製品だ。それぞれのユニットを総合出力120ワットのデジタルアンプでマルチ駆動するという、チャンネル間の干渉を防ぐ工夫も取り入れられている。約3.9キロと重量級だが、乾電池（単一形乾電池）でも駆動する。iPodを水平に寝かした形でセットするのもユニークだ。

「Go+Play」

iPod nanoにもiPod shuffleにも

　複数種類のiPodを使い分けるひとにお勧めなのが、ロジテックの「LDS-Si101WH」。付属アダプターを利用することでiPod nanoとiPod shuffleの双方に対応し、側面ラバーを交換することでカラーコーディネートも行える。コンパクトながらも、ティアックがチューニングした45ミリドライバーを2基搭載するほか、100ミリの有効長をもつバスレフポートも備えている。iPodの充電やUSBケーブル（別売）を利用してのiTunesとの同期も可能だ。

「LDS-Si101WH」

お気に入りの音楽で目覚めたい

　一見するとクラシカルなベル式目覚まし時計のような外観なのは、ロジテックの「LDS-iALARMWH」。スピーカーと言うより、外見通り目覚まし時計としての機能が充実。初回設定こそ必要だが、iPodをセットするだけでiPodの液晶に「時計」が表示され、まさしく目覚まし時計のように利用できるほか、iPodに収録された音楽を目覚し音として使用できる。iPodの充電機能やスヌーズ機能も搭載しており、iPod nanoにも対応する。

「LDS-iALARMWH」

iPod shuffleのコンパクトさを失わない超小型スピーカー

　iPod shuffleのコンパクトさを保ちつつ、スピーカーユニットとしての能力を持たせたのが、プリンストンテクノロジーのiPod shuffle専用スピーカーユニット“Cuby”「PSP-SSS」。iPod shuffleの横幅にマッチする直方体のボディにはアンプとスピーカーを搭載するほか、底面にはUSBケーブルも収納されており、iPodの充電やiTunesとの同期にも利用できる。アンプはUSB給電のほか単四形乾電池でも駆動するので、アウトドアでも活用できる。カラーはホワイト（PSP-SSS）とシルバー（PSP-SSW）を用意する。

“Cuby”「PSP-SSS」

お気に入りのshuffleとカラーコーディネート

　コレガの「CG-IPSPDC02」はiPod shuffle専用のスピーカーユニット。幅100ミリという手のひらサイズのコンパクトボディには、電池（単四形乾電池2本）駆動も可能なステレオスピーカーを搭載する。USB給電でも動作するほか、USB接続時にはiPod shuffleの充電とiTunesとの同期も行える。iPod shuffleと同じくシルバー／オレンジ／ブルー／グリーン／ピンクのカラーリングが用意されており、カラーコーディネートして楽しめる。

「CG-IPSPDC02」

少年の心を忘れないアナタに

　実用性のあるロボットトイという新ジャンルを提案する、タカラトミーの「TRANSFORMERS MUSIC LABEL」。「トランスフォーマー」のコンボイ司令官のコンテナがiPodスピーカーとして機能する「TRANSFORMERS MUSIC LABEL CONVOY playing iPod speaker」もそのシリーズ製品のひとつだ。アンプ内蔵のステレオスピーカーはアップルの「Made for iPod」認証を得ており、実用性も十分。トラック本体を取り外してもトレーラーがスピーカーとして機能できるよう、折りたたみ式の足も設けられている。