キヤノン「IXY DIGITAL」シリーズの中で、これまで唯一ワイド側28ミリ相当の焦点距離に対応していた「IXY DIGITAL 900 IS」がモデルチェンジを行い、「IXY DIGITAL 910 IS」として新登場した。
主な改良点は、CCDを有効710万画素から有効800万画素に高画素化したことと、液晶を2.5型から3型に大型化したこと。処理エンジンは従来と同じく「DIGIC III」だが、独自の顔認識機能「フェイスキャッチテクノロジー」が進化し、今春以降に発売した他のIXYと同じく、ストロボ光量を顔に最適化したり、再生時に赤目補正ができるようになった。
レンズは、前モデルと同じく28〜105ミリ相当の光学3.8倍ズームを搭載。レンズシフト式の手ブレ補正機構も踏襲する。最近では、28ミリスタートのコンパクト機は珍しくないが、35ミリや38ミリ付近から始まるズーム機に比べると、作画の自由度が高く、メモやスナップ用に使いやすいといえる。
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