タカラトミーは、骨伝導音楽歯ブラシ「Tooth Tunes」(トゥース・チューンズ)を2008年2月に発売する。鼓膜を通さず、頭蓋骨などの骨を介して聴覚器官に音を伝える“骨伝導”の仕組みを利用。ブラッシング中に音楽を楽しめる。
「Tooth Tunes」(トゥース・チューンズ)。内蔵ICに楽曲を収録している。再生時間は2分間
ブラシを握ったときに親指がかかる位置に再生ボタンがあり、歯磨きを始めると指の圧力で音楽がスタートする。再生時間は“歯磨きの目安”とされる2分間で、聞き終わる頃には歯もキレイになっているという寸法だ。逆に、しっかりブラッシング(歯に接触)していないと音楽が途切れてしまう。
骨伝導だけでは音楽が聞きとりにくいため、ブラシ部分には小型スピーカーも内蔵した。このためブラシ部を交換することはできない
「Tooth Tunes」を開発したのは、米国の玩具大手ハスブロ。米国では主に子どもの歯磨き教育用に販売され、発売から1カ月で150万本を出荷するヒット商品になった。
タカラトミーでは、国内販売にあたり洋楽と邦楽の両方をラインアップする計画だ。「誰もが聞いたことがある洋楽の名曲6種にくわえ、邦楽も6種類を用意する。許諾の都合で曲名はまだ公開できないが、定番から話題曲までを揃えるつもり」(同社)。
「Tooth Tunes」の価格は1575円。2008年2月末に洋楽バージョン6種、次いで3月末に邦楽バージョン6種を発売する。
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