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» 2007年10月11日 08時30分 公開

今日から始めるデジカメ撮影術:第82回 広角と遠近感の関係 (2/3)

[荻窪圭,ITmedia]

広角で風景を撮る

 まあでも広い範囲を一発で撮れるというのは、屋外でなかなか楽しい。

24ミリ相当の広角デジカメ「リコー GX100」で撮ったもの(左)と、さらにワイコンをつけて19ミリ相当にして撮影したもの(右)

 でもこれだと単に広い範囲が撮れますね、で終わり。では縦位置にしてみよう。

広角だから上半分が空、しかも曇っていたので真っ白で味気ない(左)。そこで少し下に向ける(右)

 無駄な空はカットしちゃって、その分手前のサポーターをいれると「サッカーを観に来ましたっ」って感じが出る。こうして見ると、陸上トラックってジャマだよね。フィールドがやたら遠い。

 広角感を味わうには遠近をうまく使うこと。

 屋外だとちょっと下に向けて縦位置にしてやるときれい。

横位置で撮った道路(左)と、縦位置で撮った道路(右)

 縦位置で少し下を向けた方が遠くまで伸びていく感じが出る。

 線路も同じ。こう撮ると実際より遠くまで線路がまっすぐ延びてるように見える。遠くのモノが小さく撮れる広角レンズのおかげだ。そのかわりに余計なものも写りがち。この写真では撮影してる自分の影がめいっぱい入ってます。

 このように広角レンズで風景を撮るときは、地平線・水平線をどこに置くかが大事。

 真ん中に地平線があって被写体が真ん中にあると普通の写真。あまり普通なのでちょっと自分の指を入れてみたけど。

 これは水平線を上に置いて海を中心にした風景。手前にひとつ岸を入れたためちょっと遠近感が出た。

 逆に空を撮るときは思いきって水平線を下の方に。そうすると28ミリ相当のコンパクトデジカメでもこれだけ空の広がりが出る。

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