次にユーザーインタフェースを見てみよう。基本は従来モデルと同じXMB(クロスメディアバー)で、動作は非常に高速。他社製品とは大きく異なる操作性だが、慣れてしまえばメニューが一元化されておりシンプルで解りやすい。情報量重視ではないが、そのぶんは高速動作でカバーしている。
番組表は7列/5列×4時間、3列×1時間をワンボタンで切り替え可能。7列/5列表示では縦スクロールの速度が(XMBが高速なだけに)ちょっと気になるが、基本的に動作は軽快。チャンネル切替も行える。難点は短時間の番組が7/5列表示では空欄表示される点で、3列表示への切替を強要されてしまう。この点空欄にフォーカスを移動したらポップアップで確認できるといった工夫はほしかった気がする。なお地上アナログ放送の番組表のみ例外で1列表示になるのは従来製品と変わっていない。
「スゴ録」で鍛えられた自動録画機能「x-おまかせ・まる録」も、もちろんサポートする。番組ジャンル指定、キーワード指定に加えて放送波指定、複数チャンネルの指定も可能。民放のバラエティだけ、といった自動録画も可能だ。
また録画に関連する機能では「気になる番組検索」機能が追加された。デジタル放送に付随する番組情報を元に、番組の出演者やキーワードに関連する番組を検索し、録画予約が行える。視聴している番組で初めて見た出演者が気になる、といった場合などに非常に便利そうな機能だ。
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