写真は「TZ-DCH1520」。「TZ-DCH1820」も外観は共通
パナソニックは11月8日、ケーブルモデム内蔵のデジタルCATVセットトップボックス「TZ-DCH1520」と「TZ-DCH1820」を発表した。2008年1月からケーブルテレビ事業者向けに販売を開始する。
TZ-DCH1520/DCH1820は、それぞれ「TZ-DCH1000/DCH1800」の後継にあたる。9月に発売したスタンダードモデル「TZ-DCH520」とOFDMチューナー内蔵モデル「TZ-DCH820」をベースにDOCSIS2.0相当のケーブルモデムを内蔵し、双方向機能を追加した。これにより、PPV(ペイ・パー・ビュー)やVOD(ビデオ・オン・デマンド)、双方向データ放送などのサービスに対応する。
本体には「VIERAリンク」対応のHDMI端子やi.LINK端子を装備。同社の外付けHDDレコーダー「TZ-HDD250」やBDレコーダー「ブルーレイDIGA」などと接続すれば、HD画質のまま録画できる。また、ユーザーの視聴・録画履歴をもとに、おすすめ番組を知らせる「番組推薦機能」付きEPG、連続ドラマを自動で毎週録画に設定する「探して毎回予約機能」などを搭載した。
外形寸法は共通で、280(幅)×29.1(奥行き)×59(高さ)ミリ、重量は1.6キログラム。価格はオープンプライス。
- “増やせるHDD”に注目
「ケーブルテレビ ショー 2007」が東京ビッグサイトで開幕した。西ホールの展示会場では、デジタルSTBの録画機能を強化する“外付けHDD”が注目を集めている。
- 「i.LINK」――これからの“ムーブ”のあり方
ハイビジョン映像の“ムーブ”は、レコーダーのHDDからDVDへ、あるいはBlu-ray DiscかHD DVDへと行われることが多い。しかしテレビが録画機能を持つなど従来の役割分担が崩れつつある現在、その図式も変わりつつある。
- 発売前に大きく改善されたブルーレイDIGA“へ”のムーブ
年内に発売するBlu-ray Discレコーダーとしては、唯一、i.Linkを装備しているパナソニックの「DMR-BW200」。発売直前となった現時点のファームウェアでは、かなり高い互換性を有していることがわかった。
- 松下、AVC録画対応のBlu-ray DIGAを発表
パナソニックは10月2日、「CEATEC JAPAN 2007」の会場でBlu-ray Discレコーダーの新製品3機種を発表した。MPEG-4 AVC/H.264エンコーダーを搭載。フルハイビジョン解像度のまま長時間録画が可能だ。
- ブルーレイDIGA“へ”ムーブしてみた
“ブルーレイDIGA”「DMR-BW200」は、発表済みの次世代DVDレコーダーの中で唯一、i.LinkのTS入力をサポートする。HDD レコーダーなどにハイビジョン番組を溜め込んでいる人にとっては気になる存在だ。ムーブとBD-REへの書き出しを中心に試用した。
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