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“音声図鑑”も搭載した機能満載なワンセグ電子辞書あの鳥どんな鳴き声だったっけ……

» 2007年11月15日 17時34分 公開
[ITmedia]

 シャープは11月15日、電子辞書“Papyrus”(パピルス)の新製品として、業界初の「音声図鑑」を搭載した「PW-TC930」シリーズを発表した。11月23日から販売を開始し、価格はオープン。実売想定価格は5万3000円前後。

photo ブラックのPW-TC930-B(左)とホワイトのPW-TC930-W(右)

 約25万2000項目を収録した「スーパー大辞林3.0」には、動植物のカラー画像(約1000点)に加え、クラシックの演奏(200曲)や、鳥/虫などの鳴き声(約270音)を紹介する音声図鑑も収録されており、文字だけではわかりにくい情報を画像や音で確認できる。

 そのほか、「ブリタニカ国際大百科事典」や、業界初収録の米国人ネイティブスピーカーによる約5万語の発音データ「Genius Sounds V4」が入った「ジーニアス英和辞典 第4版」など、日常生活・ビジネス・海外旅行などに役立つ40コンテンツを搭載した。

 4.3インチのカラーASV液晶(480×272ピクセル)を備え、ワンセグ放送の視聴が可能。地域ごとに受信放送局を自動登録する「選局リスト」機能を搭載する。また、モニター部に回転ヒンジを採用し、水平方向に180度回転させることが可能で、通常の「辞書スタイル」のほか、机の上などに置いて見るのに適した「テレビスタイル」、手で持ちながら視聴するのに便利な「ハンドスタイル」など、シーンにあわせて形状を変更できる。

 そのほか、読めない漢字などを手書きで検索できる「手書きパット」を搭載。SDメモリーカード(1Gバイトまで対応)に記録したJPEG画像のスライドショーや、電子書籍の閲覧、MP3音源の再生などにも対応する。またドイツ語や中国語、動物図鑑などのコンテンツカードをオプションで追加できる。

 サイズは約132(幅)×約24(高さ)×約91.7(奥行き)ミリ(突起部含む)で、重さは約300グラム。リチウムイオン充電池を内蔵し、本体コンテンツを約20時間連続使用できる(ワンセグ視聴は約5時間)。

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