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» 2007年11月22日 09時34分 公開

今日から始めるデジカメ撮影術:第85回 紅葉と背景の関係 (2/3)

[荻窪圭,ITmedia]

 ちなみに、暗いからといってフラッシュをたくとこうなる。

これはこれで面白いのでアリかも

印象的な構図を探して

 とまあ、露出補正、被写体ブレ、ホワイトバランスの3つに気をつけるべし。基本的には、主役の紅葉より背景が明るければプラスの、暗ければマイナスの補正をベースに。細かくは撮った画像をチェックして調整すればいい。これがデジカメのいいところ。

 ホワイトバランスは太陽光か曇りに固定しちゃうのがいい。雨天や曇天でも「曇り」より「太陽光」の方が自然な感じになることもある。

 手ブレや被写体ブレはISO感度やシャッタースピードと相談しつつ、できればときどき拡大再生してブレてないかチェックすること。特に日陰、森の中など昼間でもちょっと暗いところではこのチェックが欠かせない。

 この辺に注意したら、あとは風景をどう切り取るかだ。

 基本的には引いて撮るか寄って撮るか。引いて撮るというのは紅葉のある風景を撮るという感じで、山が真っ赤に染まってたりするとすごくきれいな写真になる。

広角で横だと締まりがないので(左)、縦位置でバランスよく(右)

 まずは広角側で。でも奥に紅葉は見えるけど右側は緑のままでなんとも締まりがない。そこで縦位置にして右側の緑をカットしたらちょっとよくなった。でもまだ紅葉が主役になってない。

 そういうときは前景に橋が、背景に紅葉が来るようにズームしてみたりする。

悪天候な分、山の上に霧がかかっていて幻想的な感じになり、紅葉写真っぽくなってきた

 さらにもう一例。

こんな紅葉しかけた山の写真も(左)、こんな風に手前にカメラを構えた人を脇役として入れるだけで雰囲気が変わる(右)

 見知らぬ人を構図に入れるときは気をつけて。一般的に後ろ姿など個人を特定できないときは問題ないけれども、顔がはっきり写るようなときはトラブルを避けるためにも一声かけたい。

 紅葉を爽やかに撮りたいときは裏側から逆光で。雨天・曇天でも空は白くて明るいので、裏側から撮ると葉の重なり具合で色の濃さが変わってきれいな紅葉になる。

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