高機能化する薄型テレビや次世代DVDレコーダー、iPod touchなど、今年もさまざまな新製品が登場し、関心を集めてきた。そうした製品にいち早く触れる機会も多いLifeStyle編集部の面々は実際のトコロ、どんな製品を自費で購入していたのか?
「今年最も印象に残った、自腹購入アイテム」を、購入の理由と満足度を添えて報告してもらった。
購入理由:ずいぶん前に購入したDVD/HDDレコーダー 東芝「RD-XS53」が古くなったのかDVDビデオの読み込みに失敗するというトラブルが頻発し、レコーダーの買い換えを検討していたが、「エースコンバット6」(バンダイナムコゲームズのフライトシューティングゲーム)がXbox 360で登場することを知り、レコーダーのことはキレイに失念して衝動買い。購入したのは11月上旬。
Xbox 360にはさまざまなバリエーションがある。スタンダードな「Xbox 360」、HDD非搭載のシンプルな「コアシステム」から、大容量HDDを搭載した「エリート」の3種類に加え、各種のゲームソフトをセットにした限定パッケージもいくつか用意されており、値段もまちまち。漠然と「Xbox 360が欲しいナー」と考えていると目移りしてしまう。
価格的にも最上位のエリートを選択したのは、HDMIケーブルを含めたアクセサリーがひととおりセットされていて買い得感が強かったのと、エリートのみのブラックボディに魅力を感じたから。利用している液晶テレビのカラーが黒なので、エリート以外のXboxが採用しているホワイト系のカラーがどうしてもしっくり来なかったのだ。
ユニバーサルプレーヤーとしての能力も高いプレイステーション3も検討することは検討したが、やはりエースコンバット6の魅力には勝てず。BDソフトは今後購入するであろうBDレコーダーで楽しみたいと思う。
満足度:80%。やっぱりエースコンバット6は楽しい。ハイビジョン対応の液晶テレビ(ソニーのBRAVIA KDL-32V2000)でプレイするアクションゲームには、時間を忘れてのめり込める迫力がある。
ゲーム機以外の側面に目をやると、ネットワークサービスの充実にも目を見張るものがある。ネットワークサービス「Xbox LIVE」では、オンライン対戦のマッチングのほか、ゲームのデモや体験版がダウンロードできる。ダウンロードできるのはゲームに関連したものだけではなく、映画の予告編やミュージックビデオなども含まれている。ちょっとした空き時間にトレーラーを見るのは意外に楽しいものだ。
一方で、DVDソフトの再生機能は一般的なレベルに留まっている。調整機能はほとんどなく、アップコンバート機能も搭載されていない。ハイビジョンで動き回るゲームをプレイしたのちに、アプコンなしのDVDビデオを見ると結構ガッカリする(もっとも、これはXboxのせいでもテレビのせいでもないが……)。
100%満点の満足度は80%。マイナス20%のうち10%は豪快なDVDドライブの回転音。DVDビデオの再生時には一定以下まで低下するが、ゲーム読み込み時にはそれこそ夜中に起動するのをためらわせるほどの音が響き渡る。
もう10%はHD DVDドライブがオプション設定であること。ボディカラーも違うトップモデルなのだから、HD DVDドライブは搭載して欲しい。同じく「次世代」のプレイステーション3がBDドライブを搭載しながら4万円を切っているのだから、ここはがんばって欲しかった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR