なんといっても、今、注目なのは「おまかせ」機能だ。
写真を撮る場合、風景を撮りたいのか、人物を撮りたいのか、といった目的に応じた最適な撮影設定というものがある。最近のデジカメはカメラ任せのオートモードで撮影しても特に問題なく写真が撮れるのだが、最適な設定にしてやることでよりキレイな写真が撮れるものだ。
コンパクトデジカメは多くの製品が、そうした場面ごとに最適な撮影設定を一括して適用できる「シーンモード」などと呼ばれる機能を搭載しており、風景撮影なら「風景」、人物撮影なら「人物」や「ポートレート」、夜景撮影なら「夜景」などを選べばいいようになっている。
最近、搭載する製品が増えている「おまかせ」機能は、従来は手動で選択しなければならなかったこのシーンモードを、カメラが自動で設定してくれる。
パナソニック「LUMIXシリーズ」が搭載する「おまかせiA」は、「顔認識」「顔&夜景認識」「風景認識」「動き認識」「接写認識」という5つの認識機能によって、顔を認識したらポートレート撮影に最適な設定、被写体が近いと認識したらマクロモードに切り替えたり、といった設定変更が自動で行われる。搭載機種は「DMC-FX35」、「DMC-FZ18」などだ。
ソニーのサイバーショットが搭載する「おまかせシーン認識」は、「夜景&人物」「夜景」「三脚夜景」「逆光&人物」「逆光」という5つを用意しており、特に失敗しやすいシーンに限定したお任せ機能になっている。搭載する機種は「DSC-T300」、、「DSC-W170」など。
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