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三菱電機、Blu-ray Discレコーダーを発売(1/2 ページ)

» 2008年03月18日 19時07分 公開
[ITmedia]

 三菱電機は3月18日、同社初となるBlu-ray Discレコーダー「DVR-BZ200」「DVR-BZ100」を5月24日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は500GバイトHDDを搭載したDVR-BZ200が20万円前後、250GバイトHDDを搭載したDVR-BZ100が16万円前後。

 同時にDVD/HDDレコーダー「DVR-DW200」「DVR-DW100」も販売開始する。価格はオープンで、実売想定価格は500GバイトHDDを搭載したDVR-DW200が12万円前後、250GバイトHDDを搭載したDVR-DW100が9万円前後。

photophoto 「DVR-BZ200」(左)と「DVR-BZ100」(右)。搭載するHDD容量以外の使用は同一となっている

 「DVR-BZ200」「DVR-BZ100」は両製品とも、3波対応地上デジタルチューナーを2基搭載したBD/HDDレコーダー。MPEG-4 AVC/H.264エンコーダーを搭載しており、500GバイトHDDを搭載するDVR-BZ200ならば最長約189時間のフルハイビジョン録画が行える。

 放送を直接録画できるのはHDDならびにBD-R、BD-RE(BD-R DL、BD-RE DLにも対応)で、録画モードにはMPEG-2 TSの「DR」とMPEG-4 AVC/H.264の「AF」「AN」「AE」、MPEG-2の「XP」「SP」「LP」「EP」が用意されている。

 MPEG-4 AVC/H.264で直接、放送をBD-R/REへ書き込むことも可能だが、DVDへの直接録画は行えず、DVDへの保存はHDDからのダビングのみとなっている(MEPG-2、MEPG-2 TSでの直接録画も行えない)。6月からの開始が予定されている「ダビング10」にも対応する(放送波によるアップデートで対応の予定)。

 MPEG-4 AVC/H.264については「AVCREC」に準拠しており、他社製レコーダーで作製したAVCREC準拠のディスクを本製品で再生することもできる。また、本製品で作製したAVCRECのDVDディスクを他社のAVCREC準拠レコーダーで再生できるが、ソニー製レコーダーでの再生については、ディスク作製前に音声設定の一部を変更する必要がある。

photophotophoto AVCRECの対応により、DVD-R(4.7Gバイト)にも約100分のハイビジョン録画が行える

 HDMIコントロール「REALINK」にももちろん対応。「DVR-DV745」など既存製品もREALINKを利用し、リモコンのボタンを押すだけで視聴中の番組が録画できる「一発録画」や追いかけ再生を行う「番組ポーズ」などが行えたが、新たにテレビ側のリモコン操作でテレビ画面へ再生リストを表示することが可能となったほか、テレビのEPGで予約状況を確認する「録画予約状況確認」機能やHDD残量などのメッセージを自動表示する「レコーダー状態お知らせ」機能などを備えた。

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