今日から始めるデジカメ撮影術
第94回 春の花と名前と季節の関係(1/3 ページ)
マクロで近寄ってでかく撮る
まずは花にぐぐっと近寄って大きく撮ってみる。カメラをマクロモードにする。そのとき、自分のカメラは何センチまで近寄れるかをチェックしておくこと。なぜならマクロ時のピントはとてもシビアだからだ。
ちょっと極端にアイスランドポピー(ケシ科)のおしべとめしべを撮ってみた。大きくして見るとピント位置の違いが一目瞭然。ピント位置が少しずれただけで大きな違いになっちゃうのだ。
コンパクトデジカメはピントが合った位置が緑の枠で表示される(機種が多い)が、同じ枠内なら「手前にあるものにピントが合いやすい」傾向があるので、マクロでめいっぱいアップにして撮るときは、撮った後再生して拡大して狙った位置にピントがきているかを確認しよう。
ずれてたら再挑戦。
もうひとつ、マクロ撮影時に気をつけるべきは風。風が吹くと被写体ブレしちゃうし、風で花が前後に揺れるとその分ピントもずれちゃう。
マクロで撮ったウグイスカグラ(すいかずら科)の花である。1枚目(左)は風で揺れてしまったが、2枚目(右)はOK。
実はこれ連写モードで撮っている。風が吹くとブレる、構図・微妙なピント位置がずれる……となかなか大変。風があってやばいかなと思ったら、連写モードでたくさん撮っておくと楽。
次に気をつけたいのは露出と色。
特に赤や黄色の花はやばい。デジタルの画像って明るくなればなるほど色が薄くなって真っ白になっていく。赤い花(真っ赤なバラとか)は光が強く当たったとこだけ紫色っぽくなるし、黄色い花は不自然に白く光っちゃう。
これは黄色くて小さい花が可愛いヒュウガミズキ。
背景が緑でちょっと暗かったせいで、黄色い花が白くトんでしまった。これではどんな花なのかよく分からない。
そういうときはマイナスの補正をする。
-2まで補正すると薄い黄色はきれいに出るが、逆に背景が暗くなっちゃう。これは背景が日陰で手前の花には日差しが当たってるという、明暗差が大きすぎる状況だから。
普通はちょっと角度を変えたりもっと近寄ったりして撮ればOK。
そういえば、春って黄色い花が多いよね。これといいタンポポといいレンギョウといい、菜の花といい、スイセンといい、サンシュユといい。なんでだろう。これはサンシュユ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
通販生活が楽天市場から撤退 迎撃ドローン関連の報道受け「企業理念に反する」
-
2
「食欲が削られる」――AIで作られた“気色の悪い飲食店メニュー”がXで物議 「実物を見たい」の声も
-
3
パイオニアのカーナビアプリ「COCCHi」終了へ 開始から約3年、累計150万ダウンロード
-
4
Ankerのスピーカーでまた発火事故 過去にも5回の火災で回収・交換中 消費者庁「直ちに使用中止を」
-
5
2.5次元アイドル「いれいす」事務所のBIツールに不正アクセス ファンの氏名・電話番号や“推し”情報漏えい
-
6
LINE着せかえ「アイコンがデフォルトに戻る」問題、対応完了時期示さず クリエイターズは「審査に時間がかかっている」
-
7
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
8
YouTube、再生回数のカウント基準をショート動画と同じに 収益算定への影響はなし
-
9
ライフカード、信用情報の不適切利用が判明 アイフルの顧客情報94万件超を保険営業の対象選定に
-
10
“酒を飲むと顔が赤くなる”体質は収入を左右する? 日本男性含む3000人を調査 東大などが2023年に学術誌で発表
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR