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ピピッと簡単、部屋の模様替え――「超音波電子メジャー」橘十徳の「自腹ですがなにか?」第27回(1/2 ページ)

» 2008年04月15日 13時05分 公開
[橘十徳,ITmedia]

 大工仕事は嫌いではないので、部屋の内装替えなどはできるだけDIYで済ませたいと思っているのだが、自分でリフォームをする際にまず必要となるのが、さまざまな寸法の測定だ。部屋の内寸や扉の間口など、家の中には測定する場所が山ほどある。それらをすべて巻き尺を使って測るのはけっこう大変な作業だ。そこで役立つのが、今回紹介する「超音波電子メジャー」だ。その名の通り、超音波を出すことで対象に触れることなく壁までの距離を測れる機器である。

photo メーカー不明の「超音波電子メジャー」。本体は携帯電話より一回り大きい程度

 この手の商品はいくつかのメーカーから発売されているが、今回は楽天市場の「マックスシェア−」という店で税・送料込み3020円で発売されていた製品を選んだ。残念ながら通販サイトにはメーカー名は書かれておらず、実際に送られてきた製品を見てもメーカー名は一切表示されていない。ただ製品の裏に「MADE IN CHINA」と書かれているだけだ。

 まあ、製品の性質からいってあまり危険なものではないので、メーカー名が分からなくても気にしないことにした。製品名も固有名詞は付けられていないようだが、「超音波電子メジャー」で検索すればすぐに見つかるので調べていただきたい。

photo 電源には9ボルトの角形電池を使う

 本体サイズは約125×70×45ミリ。携帯電話に慣れた身には少し大きめに感じるが、重量は電池を含まないで約110グラムとけっこう軽い。

 電池は単三形乾電池を使うものとばかり思っていたが、実物を確認したら9ボルトの角形電池だった。実はこのタイプの充電池も存在することはするが、どこでも入手可能というわけではない。単三形乾電池の方が充電池の入手性が格段に良いので、できればそちらにしてほしかった。

 なお、ワタクシが購入した店では電池は付属していなかったが、別のオンラインショップでは電池をセットにして販売しているところもあったので、購入の際は注意していただきたい。

測定値の加減乗除が可能

 本体の外観は電卓のようにも見えるが、上部の部分が広がっていて上から見るとすり鉢状になっている。これが超音波の発射口だ。ここから超音波を出して、反射の具合で距離を測る仕組みとなっている。

photophoto 超音波は本体上部から出る(左)。操作ボタンは英語表示だがわかりやすい(右)
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