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バッファローのPC向け地デジチューナー2製品が予約開始ダビング10も対応予定

» 2008年04月18日 20時30分 公開
[ITmedia]
PCI接続の「DT-H50/PCI」

 バッファローは、PC用の地上デジタルTVチューナー「DT-H50/PCI」と「DT-H30/U2」を5月中旬に発売する。DT-H50/PCIはPCI接続の内蔵型で2万3205円、DT-H30/U2はUSB 2.0接続の外付け型で2万2050円だ。4月18日現在、同社はこれら2製品を正式に発表していないが、量販店で予約販売が開始されている。以下の情報は、編集部がメーカーに独自取材した内容となる。

 TV視聴/録画用のアプリケーションは「PCastTV for 地デジ」を採用。視聴/録画モードについては、番組をMPEG-2 TSのまま記録するDPモードや、リアルタイムトランスコード機能により、横の解像度をカットして720×1080ドット(8Mbps)に変換して記録するHPモード、720×480ドットのSD映像に変換して記録するSPモード(6Mbps)およびLPモード(4Mbps)を選択できる。iEPGやEPGを利用した録画予約やおまかせ録画、データ放送もサポートする。対応OSはWindows XP(SP2)/Vista(32ビット版)だ。

 番組の録画先としては、PCの内蔵HDDに加えて、USB接続の外付けHDDを指定することも可能だ。録画したコピーワンス番組は、DVDメディアへのムーブに対応するほか、PCI接続のDT-H50/PCIに限り、Blu-ray Discドライブと組み合わせることで、HD映像のままBlu-ray Discメディアへムーブできる。また、アップデートでダビング10にも対応する予定という。

USB接続の「DT-H30/U2」

 突起部を除く本体サイズと重量は、PCIカードのDT-H50/PCIが106.68(縦)×170(横)ミリで約120グラム、ボックス型のDT-H30/U2が80(幅)×21.4(奥行き)×114.5(高さ)ミリで約140グラムだ。いずれもB-CASカードが付属するほか、DT-H30/U2には縦置き用のスタンドが同梱される。

 要求スペックは、CPUがDP/HPモード録画時でPentium D 925(3.0GHz)以上、SP/LPモード録画時でCeleron D 330(2.6GHz)以上/Celeron M 450(2.0GHz)以上となっている。メインメモリは1Gバイト以上、グラフィックスカードはWindows XP(SP2)の場合でDirectX 9.0c対応/メモリ256Mバイト以上/Intel 965以上、Windows Vistaの場合でDirectX 10対応/メモリ256Mバイト以上/Intel 945以上だ。

 推奨環境は、CPUがCore 2 Duo E4300(1.8GHz)以上、メインメモリが1.5Gバイト以上、グラフィックスカードがGeForce 7600 GT以上/Radeon X1800以上としている。

※記事初出時、視聴/録画モードの解像度とビットレートの表記に一部誤りがありました。おわびして訂正させていただきます。

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