ソニーは4月23日、コンパクトデジタルカメラ「DSC-W300」を5月16日より発売すると発表した。価格はオープンで、実売予想価格は4万5000円前後。
コンパクトデジカメとしては「世界初」(同社)という有効画素数1360万画素の1/1.7型CCDを、DSC-W200の約5倍という表面硬度を実現したチタンコート済みステンレスボディに搭載する。ボディ表面には耐指紋コートも同時に施されており、美しい光沢を保持できるほか、レンズリングとシャッターボタンにはジルコニアセラミックスを使用するなど細部にわたって高級感を演出している。
本体サイズは94.3(幅)×59.0(高さ)×26.8(奥行き)ミリ、重量は約156グラム(撮影時約187グラム)。35ミリ換算35〜105ミリの光学3倍カールツァイスレンズや2.7型液晶、最高ISO6400(「EX高感度モード」時)の高感度撮影機能、光学式手ブレ補正を搭載している。
撮影エンジンは「BIONZ」で、大人と子供の優先設定ができる顔検出「新スマイルシャッター」、逆光など撮影が難しい5つのシーンについてカメラが自動的に設定を行ってくれる「おまかせシーン認識」、露出やコントラストを自動補正する「D-レンジオプティマイザー」などを搭載する。
マニュアル撮影機能も充実。秒間5枚の連射撮影が可能な「EX高速連写」、好みや撮影意図に応じて調整できる「ノイズリダクション設定」のほかにも、撮影画像に5種類の効果を追加できる「カラーフィルター」、狙った被写体にピントが合わせやすい「セミマニュアルフォーカス」などの機能も備えている。
記録メディアはメモリースティックデュオ/PROデュオ/PRO-HG デュオで、本体内には約15Mバイトのメモリも搭載。本体と同時にアダプターリング「VAD-WF」(3150円)が用意されるほか、マリンパック「MPK-WD」をはじめとしたシーアンドシー・サンパック製の各種アクセサリーにも対応する。
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