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大ヒット海洋ドキュメンタリー「ディープ・ブルー」を手掛けたBBCのスタッフが再結集し、地球上の生命の神秘に迫った「アース」が6月27日にBlu-ray Discでリリースされる。
特典は劇場特報、応援館予告、劇場予告編、TVスポット集、フランス版予告、スライドショーなどを収録。そのほかにも映画のロケーションマップが特典として付属する。DVDはスタンダード・エディション(3360円)とプレミアム・エディション(4935円)の2種類。プレミアム・エディションの特典ディスクにはメイキング映像、アラステア・フォザーギル監督とマーク・リンフィールド監督らスタッフのインタビュー集、ミュージック・レコーディング・セッションなど150分を収録している。
冬の終わりが訪れた北極では、春の気配を感じ、ホッキョクグマの親子が長い眠りから目覚め、エサを求めて歩き出す。だが、足下の氷は例年以上にもろく、ホッキョクグマたちは思うように前に進めない。一方、赤道地帯の熱帯雨林では、地球上のわずか3%の面積に全地球上の半数以上の動植物がひしめき合い、ユニークな求愛活動を繰り広げていた……。
北極から熱帯雨林、深海、南極へと向かう壮大な旅。本作の土台は、日本でもNHKで放映された「プラネットアース」の映像素材。全世界200カ所以上、延べ撮影日数4500日、最新の技術を駆使して撮影された神秘的な景観に圧倒される。そして動物たちのユーモラスな表情に和む一方で、容赦ない弱肉強食の世界も映し出される。
物語の軸はホッキョクグマ、アフリカゾウ、ザトウクジラにあるものの、これは地球全体のドキュメンタリーである。季節の移ろいによって生き物たちは輝きを放ち、その輝きはすなわち地球の輝きでもある。
オリジナル版のナレーションは「X−MEN」シリーズのパトリック・スチュワート。本作に限っては映像に集中していただきたいので、渡辺謙がナレーションを担当した日本語吹替版をおススメ。
自然ドキュメンタリーは、Blu-ray Discのキメ細やかな映像と迫力のサウンドを楽しむのに最も適したジャンルの1つ。今年1月に公開され、日本のドキュメンタリー映画史上最高となる興収25億円を記録した注目作(ちなみにそれまでのトップはマイケル・ムーア監督の「華氏911」の17億5000万円)。わたしたちが住んでいる地球の本当の姿と、その鼓動を感じください。
関連サイト:http://earth.gyao.jp/(公式サイト)
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