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「東京おもちゃショー2008」で見つけたアレコレ写真と動画で振り返る

» 2008年06月25日 04時02分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]
photo ガンダム芸人こと若井おさむさんとおなじみ古谷徹氏が登場したバンダイの発表イベント

 年に一度のおもちゃの祭典「東京おもちゃショー」が6月19日から22日に開催された。今年も週末の2日間(21日と22日)は一般に公開され、あいにくの天候にもかかわらず、主催者側の見込みを大きく上回る14万3440人が会場に足を運んだという。

 おもちゃショーは年に1回のため、おもちゃメーカーは秋から冬に投入する製品まで、この時期にお披露目するケースが多い。そうした事情もあって、会場には3万6000アイテムもの多彩なおもちゃが並んだ。今回はその中から、いろいろな意味でコダワリを感じる製品を紹介しよう。

肉球ぷにぷに

 まずは、発表記事で話題になったエポック社の“肉球”キーホルダー「プニッとやみつき にゃウンド肉球」だ。

 全国の猫好きを代表してぷにぷにしてみた。

photophoto 「プニッとやみつき にゃウンド肉球」。実際に触ってみると、かなり肉球のイメージに近い。ぷにぷに

 ネコ好きにはたまらない、あの肉球の感触を忠実に再現。しかも肉球を押すたびに「にゃん♪」というボイスが流れ、29(にく)回押すと秘密ボイスも聞くことができる。ちなみに「にゃん♪」と鳴くのは本物の猫じゃなくて、ある有名な声優さん(もちろん女性)。猫以外のスキモノ需要まで取り込める製品に仕上げた。

 なお“某有名声優”の名前に関しては、マーケティングの都合で非公開(あとで同社サイトで公表するという)。あえて一言だけ書かせてもらうと、とても気が抜ける、なごみ系の声であった。

 プニッとやみつき にゃウンド肉球は、9月発売予定。価格は580円。

犬好きにはたまらない

 猫とくれば、やっぱり次は犬だろう。セガトイズの「夢いぬ DX ゴールデンレトリバー」は、飼いたくてもなかなか飼えない大型犬「ゴールデンレトリバー」をモデルにしたペットロボットだ。

 リアルなしぐさで知られる「夢のロボット」シリーズの中でも、今回は“DX”をうたうだけにコダワリの仕様。ほえたり、しっぽを振ったり、自然な反応としぐさで、犬を飼っている気分を味わえる。また音声認識機能も搭載。「Sit」(おすわり)、「Lie Down」(おすわり)など英語の命令を聞き分け、ちゃんと従う。その様子は、ぜひ動画で確認してほしい。きっと驚く。

photo 「夢いぬ DX ゴールデンレトリバー」


 「夢いぬ DX ゴールデンレトリバー」は9月26日に発売予定。価格は3万4650円。

鉄ちゃん御用達「鉄ジャン」

 エポック社の「新幹線 鉄ジャンゲーム」は、麻雀を単純化したような“鉄道絵合わせゲーム”だ。

photophoto 新幹線の種類は「0系」から「N700系」まで9種類。人気の「ドクターイエロー」もある

 遊び方は簡単。新幹線の車両が描かれた牌(?)をつなげて「先頭車・中間車・後尾車」の3両1編成をつくる。グリーン車は麻雀のドラにあたる高得点パイだ。

 ちなみに「グリーン車の位置が、それぞれ実際の新幹線車両と同じ」あたりが、開発者のこだわりを感じるポイントである。

 新幹線 鉄ジャンゲームは、3129円で9月発売予定。

大きな水槽が欲しくなるミニ潜水艦

 「QFO」や「エアロスパイダー」など、RC/赤外線コントロール玩具が豊作の「東京おもちゃショー2008」にあって、展示は地味ながらも物欲をそそられるアイテムを発見した。それが、シー・シー・ピーのマイクロ潜水艦「U-Diver」だ。

photophotophoto シー・シー・ピーのマイクロRC潜水艦「U-Diver」

 全長13センチ。手のひらから少しはみ出る程度のサイズながら、船底に本格的なバラスト機構を装備しており、リモコンのボタン1発で素早く潜降/浮上する。もちろん左右の前進/後退や左右の転回も可能。大きな水槽と一緒に購入したくなる。

photophotophoto 船底に本格的なバラスト機構を装備(左)。コントローラの側面にある「DIVE」ボタンを押すとバラスト機構が動いて潜降をはじめる(中)

 「U-Diver」の価格は7329円。9月ごろに発売する予定だ。

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