ITmedia NEWS >
特集
» 2008年06月30日 00時05分 公開

特集 初めて買うデジタル一眼レフ(5):独自機能が魅力を高める1台――ニコン「D60」、ペンタックス「K200D」、パナソニック「LUMIX DMC-L10」 (2/3)

[永山昌克,ITmedia]

防じん防滴ボディが魅力のペンタックス「K200D」

 ペンタックス「K200D」は、昨年発売された「K100D Super」から機能強化や画素数アップを図った最新のエントリー機だ。ボディは、この価格帯の製品では唯一の防じん防滴対応である。本体重量630グラムはエントリー機としてはやや重いが、雨や湿気、ホコリを気にせず撮影できることは大きな利点といっていい。

photo ペンタックス「K200D」。本体重量は約630グラム
photophoto レンズマウントはペンタックスKAF2マウントで、実撮影画角はレンズ表記の焦点距離の約1.5倍に相当(写真=左)、背面の右下に、Fnボタンや手ブレ補正ボタンを装備する(写真=右)

 液晶は2.7型23万画素で、ファインダーは視野率96%倍率0.85倍のミラー式。ライブビュー機能は搭載しない。手ブレ補正は、撮像素子を磁力で動かすボディ内蔵式で、装着する全レンズで補正が有効になる。旧タイプのレンズの場合は、メニューの設定から焦点距離を入力しておくことで最適な補正を得られる。補正の効果はシャッター速度換算で約2.5〜4段分。

 ゴミ対策は、ローパスフィルターにSPコーティングを施してゴミの付着を防ぎ、起動時または任意のタイミングで振動を与えて振るい落とすダストリムーバル機構を搭載する。独自の仕掛けとして、ゴミ付着の状態を液晶上でチェックするダストアラート機能も備える。

photophoto レンズキットには標準ズーム「smc PENTAX-DA18-55mm F3.5-5.6AL II」が付属(写真=左)、底部にはオプションのバッテリーグリップを装着できる(写真=右)

 画像に関する機能では、ハイライト部の階調を広げる「ダイナミックレンジ拡大」や、細部描写を損なわずに鮮鋭度を高める「ファインシャープネス」、和風を意識した独特の色調が得られる「雅(MIYABI)モード」などがユニークだ。また、撮影シーンをカメラが判断して、人物や風景などの5つのシーンモードが自動的に切り替わるオートピクチャーモードは、ビギナー向けの親切機能といえそうだ。

 操作面では、同社製品に共通した特徴であるFnボタンが使いやすい。撮影時にFnボタンを押すとドライブモード/ストロボモード/ホワイトバランス/感度などをすばやく設定できる。また再生時に押すと、カメラ内で簡易レタッチを行う「デジタルフィルタ」やカメラ内RAW現像、スライド再生などの機能を呼び出せる。そのほか、JPEG記録からJPEG+RAW記録へワンタッチで切り替えられるRAWボタンも便利だ。

photophotophoto モードダイヤルでは14モードを選択でき、シーンモードではさらに8モードを選べる(写真=左)、記録メディアはSD/SDHCカードに対応する(写真=中)、画質の傾向を調整するカスタムイメージの一機能としてファインシャープネスに対応(写真=右)

 撮像素子には、APS-Cフィルムサイズの有効1020万画素CCDを搭載する。感度はISO100〜1600に対応。初期設定の画質は、誇張が少ないナチュラルな傾向だ。カスタムイメージ機能によって、画質を自由にカスタマイズもできる。電源に単三形のリチウム電池やニッケル水素電池、アルカリ電池4本を使用できるのは、従来機から受け継いだ独自の特徴だ。

photo K200Dで撮影。絞り優先AEモード、絞りF11、シャッター速度1/60秒、感度ISO100、ホワイトバランス太陽光
photo K200Dで撮影。絞り優先AEモード、絞りF11、シャッター速度100秒、感度ISO100、ホワイトバランス太陽光

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.