日本ビクターは7月16日、デジタルビデオカメラ「Everio」の新製品として、撮影した映像を容易にYouTubeへアップロードできる機能を備えた「GZ-MS100」を7月中旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は5万円前後。
新製品はYouTubeでのアップロードに適した映像を撮影するため、本体側面に「UPLOAD」ボタンを用意、このボタンを押すと、YouTubeの制限時間(10分)にあわせたタイマーがセットされる。撮影後、PCとUSB接続した状態で添付ソフト「PowerCinema NE for Evrio」の「ワンタッチアップロード」ボタンを押すと、この録画モードで撮影された映像がリストアップされ、その中から任意の映像を選択するだけでYouTubeに適したファイルタイプへの変換とアップロードが行われる(YouTubeアカウントの取得は別途必要)。
記録メディアは「Everio」シリーズとしては初めてとなるメモリーカードのみ(SDメモリーカード、SDHC対応)で、内蔵メモリは搭載していない。録画形式は一般的なSD-Video(映像コーデックはMPEG-2)なので、撮影した映像の編集も容易に行える。
撮像素子は総画素数68万画素の1/6型 CCDで、動画/静止画撮影時の有効画素数はいずれも34万画素(16:9動画撮影時は38万画素)。動画撮影時の解像度は720×480ピクセルもしくは352×240ピクセルの2つを選択可能で、720×480ピクセル記録時にはウルトラファイン/ファイン/ノーマルと画質の切り替えが行える。
記録メディアをメモリーカードのみとすることで、本体は54(幅)×68(高さ)×111(奥行き)ミリ/約270グラム(撮影時重量 本体重量は約225グラム)と小型軽量。スリム&コンパクトデザインのHDDビデオカメラ“Everio”「GZ-MG330」に比べ、約30%の軽量化を果たしている。
レンズは35ミリ換算41〜1435ミリ相当の光学35倍ズーム(F1.8〜4.0)で、800倍のデジタルズームも搭載。最低照度は12ルクス。付属バッテリー「BN-VF808」で最長約1時間5分の実撮影が行える。液晶画面左側には縦長のタッチセンサーを搭載しており、指で軽く触れることでさまざまな操作が行える。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR