ヤマハは10月8日、中級Hi-Fiコンポーネントの新製品として、プリメインアンプ「A-S700」とCDプレーヤー「CD-S700」の2製品を発表した。価格はA-S700が7万3500円、CD-S700は6万900円。11月中旬に発売する。
昨年12月にリリースしたハイグレードHi-Fiコンポ「S2000」シリーズ、今年春の「S1000」シリーズに続く第3弾。上位モデルの音質や高級感のあるパネルデザインを継承しながら、10万円を切る価格に抑えた。
A-S700は、出力段にパラレルプッシュプル構成を採用したパワーアンプ。基板のレイアウトを左右対称としたほか、左右独立のアルミ押し出し材ヒートシンク、剛性を高める「センター補強バー」と不要共振を抑制する「アートベース」を組み合わせたシャーシ設計などが特徴だ。定格出力は90ワット×2。
外形寸法は、435(幅)×382(奥行き)×151(高さ)ミリ。重量は10.9キログラム。6系統の音声入力には、すべて金メッキを施している。
CDプレーヤーのCD-S700は、オーディオ用として定評のあるバーブラウンの192KHz/24bit D/Aコンバーターを採用した本格派。ピュアダイレクトモードを選択すると、本体ディスプレイを消灯するとともにデジタル出力回路を停止し、アナログ音声出力の品位を高める。CDドライブには、ヤマハ独自のサイレントローダーを採用。静かでスムーズな動作を実現した。また前面にUSB端子を備えており、携帯音楽プレーヤーやUSBメモリに保存したMP3もしくはWMAファイルを再生できる
音声出力は、光デジタル、同軸デジタル、アナログRCAが各1系統。外形寸法は、435(幅)×300(奥行き)×96(高さ)ミリ。重量は6.2キログラム。
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