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謎の頭皮マッサージ機「スパイダーウェーブ」にはまる橘十徳の「自腹ですがなにか?」第41回(1/2 ページ)

» 2008年10月28日 13時35分 公開
[橘十徳,ITmedia]

 気温が下がってきたこの季節、頭もさえて仕事や勉強にバリバリ取り組んでいる人も多いと思うが、なぜかワタクシはイマイチ調子が出ない。机に向かって仕事をしようと思っても、なんとなく集中力に欠けるのだ。こういうときはシャワーでも浴びて頭を洗うとスッキリと気分転換を図れるのだが、わざわざ風呂場に行くのもかったるい。もっとなにか手軽にリフレッシュする方法はないかと色々探してみたら、面白いものを発見した。「スパイダーウェーブ」という商品である。

photophoto 「スパイダーウェーブ」のパッケージ(左)と取り出したところ(右)

 ヒロ・コーポレーションという会社が販売している中国製のこの商品は、その名の通りクモのような外観をしている。ハンドルからは金属製の棒が覆いかぶさるように広がって頭を取り囲む。この棒を振動させることによって、頭皮をマッサージするという商品だ。はっきりいって、最初に見たときはかなりアヤしさを感じたが、こういう商品の中にはものすごい掘り出し物もあるので侮れない。なによりもこの商品、見た目がかなりインパクトがある。こういう訳の分からない形状にワタクシは極めて弱いのだ。見つけたのは楽天市場の某店で、お値段は送料込みで2220円。それほど高くないということで、思わず衝動買いしてしまった。

10本のステンレス棒

 送られてきたブリスターパックのパッケージを見ると、真ん中にデカデカと人間の脳の絵が描かれていたり、「e=mc2」と書いてあったりと、科学をイメージさせるデザインとなっている。取り出して手に持ってみると、それほど重くない。本体のグリップ部はグレーで、そこからステンレスの棒が10本ほど伸びている。

 棒は5本ずつ左右に振り分けて畳めるようになっていて、収納性は思ったほど悪くはなさそうだ。それにしてもカラーリングは実に素っ気ない。プラスチックは安っぽく、その上なにも描かれていないのでかなりさみしい。せめて本体はグレーではなく、もう少し明るい色にしてほしかった。

photophoto 電池ケース(左)と強弱を切り替えるスイッチ(右)

 上部は握りやすいグリップが設けられており、中央にスイッチがある。スイッチは2段階の切替式で、強弱が選べる。グリップ部は電池ケースになっており、単三形乾電池を2本使用する。ケースは開けやすく、使い勝手はいい。電池の寿命を測ったわけではないが、振動のためにモーターを動かすので、それほど長くは持たないだろう。定期的に使うなら充電池を使ったほうが良さそうだ。

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