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大人っぽくなった「フラワーロック」で懐かしい音楽に浸る橘十徳の「いいトシして玩具三昧」第10回(1/2 ページ)

» 2008年12月02日 00時01分 公開
[橘十徳,ITmedia]
photo 「フラワーロック2.0」。花びらも葉も白一色

 「フラワーロック」と聞いて懐かしさを覚えるのはワタクシだけではあるまい。1988年に発売されたこの商品は、花の形をしたおもちゃが音に反応して楽しそうに踊るという画期的な玩具だった。おもちゃ屋に行くと、サングラスをかけたフラワーロックの姿をよく見かけたものだ。子どもだけでなく大人にも愛されたこの商品はいつのまにか見かけなくなっていったが、なんと今年、「フラワーロック2.0」として再び発売されるというニュースが飛び込んできた。

 青春時代にフラワーロックを楽しんだこのワタクシ、これはなんとしてでも手に入れねばなるまい!と勢い込んでいたのだが、ウレシイことに購入前に+D編集部から送られてきた。しかも発売時にプロモーションとしてワーナーミュージック・ジャパンから発売されたコンピレーションCD「フラワーロック2.0 〜80's BEST HITS!」も付いているというから、もう感動の嵐である(本来は別売です)。ちなみにこの商品、希望小売価格は6090円だが、実売はだいたい4000円くらいで手に入る。CDのほうは1980円で、タワーレコードのサイトなどから購入可能だ。

フラワーロック2.0

photo 「フラワーロック2.0 〜80's BEST HITS!」

ラインアップは2種類

 ラインアップは、花びらの形が丸い「ノースポールタイプ」と、とがった形の「コスモスタイプ」の2種類。使用したものはコスモスタイプで、パッケージを見ると意外に大きい。パッケージも商品本体も白を基調としたデザインで、1988年に発売された前モデルと比べると、清楚な雰囲気で大人向けという感じだ。花びらや葉の部分の発光パーツには平面フルカラーLEDが搭載されていて、パッと見た感じは透明な樹脂だが、電源を入れると多彩な色に発光する。鉢の部分にはON/OFFスイッチとSELECTスイッチ、MODEスイッチの3種類のボタンが配置されており、その周りにはスピーカー穴が開いている。上部は白色でスッキリとしているのに、このスピーカー穴はちょっと無粋な感じで、これだけが残念である。

photophoto 鉢に設けられたスイッチ(左)。底部の電池ケース(右)

 電源には単三形乾電池を4本使用する。アルカリ電池ではなく、ニッケル水素充電池の「エネループ」が推奨されており、エネループを使ったときの連続動作は約3.5時間となっている。確かにこの動作時間では、いちいちアルカリ乾電池を買うのはもったいない。音楽を聴いているときに突然動かなくなってしまうと興ざめなので、あらかじめ予備の充電池を用意しておいて使い回したほうがいいだろう。なお、電池は底部のケースをネジで開けて収納する。このほか、ACアダプターも別売りで用意されているので、一日中使いっぱなしという場合はAC接続をオススメする。

photophoto 背面の接続端子(左)。ミュージックプレーヤーと接続したところ(右)
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