ぶらぶらといろんな人のブログやmixiの日記を見てると、食べ物写真が多い。というか、ケータイの写真であふれてる。とにかくあふれてる。文章だけより、写真があった方が華やかでいいし、見たものをそのまま伝えられるからね。
それはいいのだが、見てると気になることが多々ある。ほんのちょっと気をつければもっとよくなるのにっ。
2009年のデジカメ撮影術、第1回はそんな感じではじまります。
ケータイやデジカメで撮った写真をブログであげちゃおうという話。でもケータイとデジカメではひとつ大きな違いがある。それは「ケータイで撮った写真はその場でさっとブログにあげるもの」ってこと。デジカメのようにいったんパソコンに転送して編集したり選んだりという手間暇は一切かけない。もう撮ったらそのままメールなりなんなりでアップするのが普通だ。
うまく撮れたかどうかを吟味してるヒマもないのである。何枚か撮っていいものを、って考えてる余裕もない。普通はそこまで考えずに、撮って画面で見て、OKなら即アップ、である。
だからこそ気をつけたいのが次の2つ。
ひとつは「縦横」。ブログやmixi日記を見てるとときどき「横向きの写真が縦になってたり、縦向きの写真が横になってたり」する。ケータイで見るときは、ケータイを90度傾けてやればいいからあまり困らないんだけど、パソコンで見ると……ディスプレイを傾けられないから首を傾けることになる。これはなんとも間が抜けてる。
対策はひとつ。撮るときに常に方向を気にすること。最近のデジカメは内部にセンサーを持ってて縦横自動検出してくれる機種もあるけど、その機能を持ってるケータイはまだ非常に少ない、というか、一部の端末だけだ。
よって撮る側が、どんなとき縦位置になり、どんなとき横位置になるかを把握しておかないとダメ。たいていは画面上に撮影方向が図示される。
多いのは、壁紙サイズ以下のときは縦位置記録、VGAサイズ以上の時は横位置記録、というパターン。QVGAとかで小さな写真を撮って上げるときは縦位置、VGA以上でパソコンの画面で見てもOKなサイズでアップしたいときは横位置、みたいな感じだ。
めんどくさいけど、撮った写真をケータイ内で90度回転させてからアップ……という手間暇を考えると、最初から決め打ちした方がケータイらしい機動力が生かせるかと思う。
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