G3の操作は、G1とは様変わりして、すべてがT700風のタッチパネルで行う。物理的なスイッチは上面のシャッターボタンと再生ボタン、側面の電源とワイヤレスLAN、撮影時に現れるズームキーだけだ。
3.5型のワイド液晶が感圧式のタッチパネルになっており、指で押してもいいし、付属のペンを使ってもいい。が、細かい操作は指よりペンの方がおすすめだ。指だとアイコンが隠れちゃってどこを押したか微妙なことがあるから。
タッチパネルの操作体系は従来のタッチパネル式サイバーショットと同じで、タッチしてメニューを表示し、タッチして選択するというシンプルな方式。
「iPhone」やソフトバンク「931SH」(どちらもデジカメではないけれども)が実現したような、ドラッグなどのジェスチャーによる操作はない。例えば、931SHは画面上に指を右や左になぞるだけで露出補正できるが(これは感覚的で楽しい)、サイバーショットは露出補正画面を出し、ゲージの左右にある+や−をタッチする必要がある。メニューのスクロールもドラッグではなく、画面右にあらわれる三角アイコンをタッチする。やや古い方式のタッチパネルUIといっていいだろう。
だが、画面の両端と下に見えている項目は直接タッチして設定を選べるし、画面上のタッチした位置にピントが合うなど、タッチ式ならではの快適な操作はできる。目の前にあるアイコンに触ればすぐ反応してくれるという感覚的な操作になれちゃうと、十字キー操作がわずらわしくなるだろう。
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