G3の特徴は「撮る・見る」に「ためる・公開する」を付け加えた点にある。「ためる」に関しては、内蔵メモリ4Gバイトが効いてくる。今までに撮った写真を全部持ち歩けるポターブルフォトビューワーとして使えるのだ。
付属アプリを使ってパソコン上の写真を転送して持ち出すこともできる。付属アプリ「Picture Motion Browser」はなかなかよくできたアプリで使い勝手もいい。ただ、Windows版のみなのが残念。撮りためた写真をできるだけカメラ内で完結させようという趣向のため、再生系の機能も豊富だ。
Homeメニューには再生だけで2つのタブがあるほど。ブラウジングは撮影日で分ける「日付ビュー」か、カメラ内で自動的にイベントごとに分けてくれる「イベントビュー」が便利。そこでサムネイルを表示させ、どの日付かイベントかを選んでから中味をじっくり見られる。
画面がでかくて高精細(93.1万画素)なので再生するだけでかなり楽しいし、スライドショーやスクラップブックといった機能もある。触った場所が自動的に拡大してくれるので拡大再生もカンタン。写真閲覧時に左下のメニューをタッチすると、編集メニューが現れる。ここでフィルタをかけたり画像を加工したり、落書きしたりできる。
また任意の写真をさっとお気に入りに追加したり、シェアマークをつけたりできる。シェアマークは6種類用意されている。これが重要。あとで写真を公開したいと思ったら、再生時にシェアマークをつけておくとすごく便利なのだ。公開したい写真はテーマごとにまとめてシェアマークである。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR