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穴に指を入れる快感――バンダイ「ツッツキバコ」橘十徳の「いいトシして玩具三昧」第13回(2/2 ページ)

» 2009年01月27日 12時44分 公開
[橘十徳,ITmedia]
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豊富な種類のステージを用意

 電池をセットしたら、さっそく遊んでみよう。ステージを選択するには、待機画面で好きなステージが表示されたときに指を入れるか、切替ボタンを押してメニュー画面から選択する。メニューで選択する際も指を入れて操作するので、この段階で指の動かし方に慣れておくといいだろう。下側に表示されている「+」ボタンを押すとメニューがスクロールするので、選びたいステージが表示されたら左側に押し込んで、そのまま指を抜くと決定になる。なお、メニュー画面からは時計の時間設定やアラーム設定も可能で、画面のコントラストも調整できる。

photo 指を入れたところ

 ステージの種類は、スライムのような生き物に触って遊ぶ「AMEBA STAGE」と、女性の顔をいじってイタズラする「FACE STAGE」、パンダと遊べる「PANDA STAGE」、海の中を探る「SEA STAGE」、小さな住人と遊べる「FIGURE STAGE」の5種類。各ステージには小ステージやミニゲームも付いていて、バリエーションは豊富で飽きない。液晶はモノクロで解像度も粗いが、実際にプレイしてみると大してそんなことは気にならず、パンダや小さな住人のユーモラスな動きがとても楽しい。

photophotophoto 左から、女性の顔をいじってイタズラする「FACE STAGE」、パンダと遊べる「PANDA STAGE」、小さな住人と遊べる「FIGURE STAGE」

イマイチもどかしい不思議な操作感

 指のアクションは突っついたり、こすったり、ひきずったり、はじいたりとさまざまな動きが再現できる。ワタクシが不器用なだけかもしれないが、初めてこの操作をしたときはちょっと戸惑った。液晶上の指が思ったよりうまく動かなくて、なんとなくもどかしいのだ。この違和感は何日かプレイしても消えず、なかなか慣れないが、このようにいまひとつうまく操れない感覚も含めて、この商品の魅力なのだと思う。

 人間とは不思議なもので、これで遊んでいると、本当に中のものを突っついているような不思議な感覚に襲われる。とにかくこのようなオモチャは今までどこにもなかったので、人に見せればかなり注目されるだろうし、自分で遊んでもけっこうハマる。新しモノ好きな人は迷わず“買い”だ。

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